【DST法】半年以上続く右足の坐骨神経痛を改善する目的で来院された30代男性【治療実績】

患者様の情報

30代　男性

疾患・症状

• 椎間板ヘルニア
• 椎間板変性症
• 坐骨神経痛

患者様の状態

20年以上前にヘルニアの外科手術をなされましたが、左下肢に運動障害が出現しておられる状態でした。令和4年10月頃に旅行で長時間の移動をなされ、新たに腰痛と右足の神経痛が出現する様になられました。デスクワークで症状が悪化する状態であられ、近くの整形外科では内服による治療を行われていましたが、改善が乏しいために当クリニックを受診されています。

診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、複数の椎間板が変形し容量も減少しつつあります。それぞれ椎間板ヘルニアと椎間板変性症と診断しました。坐骨神経痛の原因にもなります。

施術内容

DST法（ディスクシール治療）

椎間板の検査を行ったところ、損傷部位4箇所（L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/S1）が特定されましたのでDST（ディスクシール治療）を行っております。

治療室に入室していただき、背中を消毒させて頂いたところです。

治療前に腰の状態をレントゲン検査で確認しているところになります。

局所麻酔で痛みを取り除いているところです。

治療用の管を挿入しているところです。モニター画面を見ながら椎間板との位置関係を確認していきます。

椎間板を検査している動画ですが損傷部位が映し出されています。この部位にDST（ディスクシール治療）を行いました。治療時間は18分で、検査と治療の様子も患者様にご説明しながらの治療となりました。

院長の一言

本日は、山崎治療担当医と石田副院長および私こと野中康行の3名体制での診療となりました。非常に円滑に治療を行う事ができましたので、溜まっていた治療データの解析も行うことができました。また午後には3年前に治療させて頂いた、関東在住の患者様が時折ぎっくり腰になられるとの事で来院されましたが、ヘルニアはほぼ消失しており、元々の症状より随分と改善しており安心いたしました。
昨日は阪神がロッテに勝ちました。今日も楽しみにしております。