治療症例/ 院長ブログ

脊椎の外科手術後4年が経ち腰痛が再燃してきた70代男性

患者様の情報

70代 男性

疾患・症状


患者様の状態

2016年に脊柱管狭窄症に対して外科的手術を受けられた患者様です。4年後の2020年5月頃から腰痛と臀部痛が出現する様になりました。歩くと痛みが出現する状態で日常生活にも相当の支障が出現する状態が続き当院を受診されました。


診察と検査結果

MRI

腰のMRI検査ですが、第2腰椎から第1仙骨にある4つの椎間板がいずれも薄く潰れており、変形も伴っています。椎間板変性症椎間板ヘルニアと診断します。また足の神経も随所で圧迫を受けており、脊柱管狭窄症と判断いたしました。


施術内容

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

損傷している椎間板4箇所(L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/S1)に対してディスクシール治療(Discseel® Procedure)を行いました。

治療風景①

治療担当医は石田副院長です。丁寧に局所麻酔を行いながら治療用の管を椎間板まで挿入しています。患者様もほとんど痛みは感じられませんでした。

治療風景②

椎間板の検査を行っています。治療前に椎間板の状態を確認し治療部位を特定し治療薬の量を調整する為に検査は必須です。

椎間板検査の様子になります。損傷部位を黒く映し出しています。治療時間は19分でした。


院長の一言

来月ロシアから腰痛患者様が来院されます。ビザ申請も無事に許可が下り、来日される日を楽しみにされていると伺いました。大変な状況ではありますが、医療に国境はありませんし、当院を選んでいただいた患者様には治療成果を出すべく尽力させて頂きたく思っています。最近はEUからの患者様からもお問い合わせをいただいておりますが、EUでは治療費が高騰していることも関係しているようです。日本のインフレは海外に比べるとそれ程ひどくないとも聞いております。
さて、昨日の阪神タイガースはソフトバンクに勝利しており、私も気持ちよく就寝することができました。本日は14:00に開始しておりますが、結果は帰宅してからのお楽しみとしております。良い週末になりますように。


今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


関連するの疾患と症状

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腰部脊柱管狭窄症

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腰部脊柱管狭窄症とは、背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛や足の神経障害、歩行困難などの症状を引き起こします。

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椎間板変性症とは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症腰椎すべり症などの様々な病気につながる恐れがあります。


この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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