患者様の情報

70代 男性

疾患・症状


患者様の状態

3年前に右足の坐骨神経痛に対してディスクシール治療(Discseel® Procedure)を施行した患者様です。治療後は症状が改善しゴルフも存分に楽しまれていましたが、今年の2月にトレーニングジムで激しい運動を繰り返し腰痛が再燃、さらに4月になり多数のゴルフコンペに参加され、反対の左足に坐骨神経痛が出現し当院を受診されています。


診察と検査結果

MRI

腰のMRI検査結果ですが、第3腰椎から第1仙骨の間にある椎間板の厚みが薄く変形も伴っています。足の神経も少し圧迫を受けており脊柱管狭窄症と呼ばれる状態です。


施術内容

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

以前治療した椎間板に対して再度検査を行い、損傷部位3箇所(L3/L4、L4/L5、L5/S1)に対してディスクシール治療(Discseel® Procedure)を行いました。

治療風景①

鎮静剤で寝ていただきました。ご家族は隣室からガラス越しに中の様子を見ていただいております。

治療風景②

椎間板まで治療用の管を挿入しております。少し手間取りましたが、神経に触れる事も無く無事に挿入できました。

椎間板を検査しているところになります。新たな損傷部位を確認し再度ディスクシール治療(Discseel® Procedure)を行いました。治療時間は18分でした。


院長の一言

椎間板治療後に症状が改善したとしても、過度な運動や肥満がありますと治療部位とは異なる部分にも障害が生じてしまう事があります。男性のゴルファーに多い傾向があり、特に根を詰めて集中される方は要注意です。今回の様に再発したとしても再治療は可能ですが、再発しない様にほどほどにスポーツを楽しまれる事が大事であるとご説明しております。症状が改善したあとに思いっきりスポーツを楽しみたいという気持ちはわかりますが……。


治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって周りの筋肉・関節や靭帯などの広がりにより筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


この記事の著者

医療法人蒼優会理事長・NLC野中腰痛クリニック院長:野中康行

医療法人蒼優会 理事長
NLC野中腰痛クリニック 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:NLC野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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