50年以上前より腰痛発作に繰り返し悩まされている70代女性

患者様の情報

70代　女性

疾患・症状

• 椎間板ヘルニア
• 椎間板変性症

患者様の状態

20代の頃より腰痛に悩まされておられました。所謂ぎっくり腰と呼ばれる状態が繰り返し出現する為に、日常生活にも支障が生じられている状態です。基本的に腰の状態を気にしながらの生活になるため、腰痛発作を予防し、症状を改善させる目的で当クリニックを受診されています。

診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、第3腰椎から第1仙骨までの間にある椎間板の容量が減少しております（椎間板変性症GradeⅣ）。また変形も伴っており椎間板ヘルニアと診断致します。

施術内容

ディスクシール治療（Discseel® Procedure）

椎間板の科学的炎症を抑制し、腰痛を改善させる目的で椎間板3箇所（L3/L4、L4/L5、L5/S1）にディスクシール治療（Discseel® Procedure）を行いました。

山崎医師と共に治療にあたっております。（石田副院長はアメリカ研修中）
骨の変形は強くありませんでしたので通常の管を使用しております。

レントゲン透視装置を用いて治療用の管と椎間板の位置関係を確認しているところです。

椎間板検査を行っている動画です。黒く映っている部分にディスクシール治療（Discseel® Procedure）を行います。治療時間は18分でした。鎮静剤を使用しておりましたので患者様には不安も痛みもありませんでした。

院長の一言

昨日は奈良県大和郡山市にある矢田山に登ってまいりました。

崖もみられるような山道を1時間ほど歩くと村落に至ります。

人里はなれた村落には東明寺（真言宗）と呼ばれる寺があり、参拝してまいりました。また、山道には誰も人がおらず、時折イノシシが出没するらしく少しドキドキしながらの山旅でした。私は山や田舎が大好きでして、昔から引退した後は人里離れた場所で畑など土いじりをして過ごすことを目標としています。ただ今の調子で仕事が続くと、引退は80歳を超えそうです……なんとかがんばります。