【DST法】坐骨神経痛を治療して少しでも歩けるようになりたいと希望される60代女性【治療実績】

患者様の情報

60代　女性

疾患・症状

• 脱出型椎間板ヘルニア
• 坐骨神経痛

患者様の状態

今年の2月にお母様の介護をされた際に「ボキッ」と音がして腰痛が出現するようになりました。その後も腰痛は改善する事無く、右足に神経痛が出現し、坐骨神経痛と診断されています。内服薬で様子を見られていましたが改善がないことから当院を受診されました。

診察と検査結果

MRI検査です。第4腰椎と第5腰椎そして第5腰椎と第1仙骨の間に存在している椎間板が神経側に飛び出しております。脱出型椎間板ヘルニアと呼ばれる状態です。

施術内容

DST法（ディスクシール治療）

脱出ヘルニアの原因は椎間板の周囲にある繊維輪と呼ばれる組織が破損しているためですので、破損部分を検査して治療を行いました。

レントゲン透視装置と呼ばれる機材を用いて腰骨の位置を確認し部分麻酔を行っていきます。この写真では手前に白いレントゲン装置が映っています。

背中に部分麻酔を行っているところです。患者様から痛くないでしょうか？と良くご質問を頂きますが痛みの感じ方には個人差が大きいと思います。歯科治療の麻酔と似ています。

治療用の管を椎間板まで挿入しています。この時点で痛みを感じられることはほとんどありません。管が挿入されたあとに検査と治療を行っています。

院長の一言

本日の朝、院内のスタッフ全員がインフルエンザの予防ワクチンを打ちました。今年もワクチンが品薄らしくギリギリの量しか納入が出来ませんでしたので、インフルエンザワクチンの接種をご希望される方は早めにご予約を成される方が良いと思います。
さて本日は日本シリーズ第3戦が甲子園で予定されております。阪神タイガースの勝利を祈りつつ仕事に勤しんでおります。明日の休診日には私も甲子園に足を運ぶ予定です。