【DST法】椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症による難治性腰痛にお悩みの70代男性【治療実績】

患者様の情報

70代　男性

疾患・症状

• 脊柱管狭窄症
• 椎間板ヘルニア
• 椎間板変性症

患者様の状態

約1年前より腰痛が出現するようになり、ご趣味であられるゴルフも満足に行えない状態になられました。保存的に様子を見られていましたが改善が無く、化膿性脊椎炎の既往がある事や慢性腎不全で透析中でもあり、外科的手術はリスクが高い事から当クリニックを受診されました。

診察と検査結果

腰のMRI検査ですが第2腰椎と第3腰椎には化膿性脊椎炎の跡が見えます。また、第3腰椎より下の椎間板は潰れており、腰痛の原因と考えられます。神経の通り道も圧迫を受けており、脊柱管狭窄症の合併もあります。

施術内容

DST法（ディスクシール治療）

椎間板L5/S1に関しては検査の結果、損傷が見られませんでしたので、損傷している椎間板2箇所（L3/4、L4/L5）に対して治療を行いました。

鎮静剤で寝ていただいた後に局所麻酔を行っております。

治療用の管を挿入しているところですが、腰椎の変形もあり少し難渋しました。

治療前に椎間板を検査しているところです。治療時間は18分でした。

院長より一言

本日は、外来に椎間板治療後5ヵ月経過された患者様が来院されました。両足のシビレがありましたが、5割ほど改善されるも完治とはいかず再診となりました。MRI検査では明らかな改善を認めておりましたが、椎間板治療の効果が出現するまでには6ヵ月以上かかる場合も往々にしてあることから、腰痛リハビリを行う事でさらなる改善が期待できることをご説明させて頂きました。完治していだけるように可能な限り手立てをしてまいりたいと思います。
さて本日は、山崎医師も診療にあたって頂きましたので多くの患者様を診察する事ができました。予約でお待ちの患者様にもご迷惑をおかけしない様に今後とも診察枠を増やしてまいりたいと思っております。