患者様の情報
70代 男性
疾患・症状
患者様の状態
7年ほど前から腰痛と両足にしびれを自覚されていました。その後も徐々に症状が強くなり、スポーツをするどころか自転車に乗ることもかなわなくなったため当クリニックを受診されています。
診察と検査結果
腰のMRI検査ですが2箇所の椎間板が潰れており腰椎も不安定になっています。腰痛と神経障害の原因と判断します。
施術内容
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
潰れた椎間板2箇所(L4/L5、L5/S1)に対してディスクシール治療(Discseel® Procedure)を行い、腰痛と神経症状の改善を図りました。
局所麻酔により治療中の痛みを取り除いているところです。
治療用の管は特に問題も無く椎間板まで挿入する事が出来ております。
患者様に治療中の様子をご説明しているところです。患者様の目の前にモニター画面をご用意してご説明いたしました。
検査の様子です。ディスクシール治療(Discseel® Procedure)を行いました。治療時間は15分でした。2時間後には歩いてお帰り頂きました。
院長より一言
昨日は自宅近くのショッピングモールでフリースの上着を買い求めましたが、非常に人が多くびっくり致しました。新大阪近辺のホテルも満室が目立つ状況であり、宿泊代も2倍以上に値上がりしているくらいで、人々の活動性が高い状況が続いております。コロナ感染もおそらく12月初旬から中旬位にピークに達するとの予測もされており注意が必要です。
また私は土曜日にインフルエンザワクチンを打ちましたが、左腕が少し熱っぽいだけで診療には影響を及ぼさずに済んでおります。患者様におかれましても、当院の日帰り治療においてワクチン接種の有無は影響致しませんのでご安心ください。
治療法
ディスクシール治療(Discseel® Procedure)
治療期間
日帰り
治療費用
1,320,000円~1,650,000円(税込)
リスク・副作用
治療後2週間程度は一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって周りの筋肉・関節や靭帯などの広がりにより筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。
この記事の著者
医療法人蒼優会 理事長
NLC野中腰痛クリニック 院長野中 康行
2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:NLC野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任
腰椎椎間板ヘルニア
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椎間板変性症とは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症やすべり症など様々な病気につながる恐れがあります。
坐骨神経痛
坐骨神経痛とは、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症などを原因とし、腰から下部の臀部や脚に痛みやしびれを感じる症状です。