患者様の情報

30代 男性

病名

  • 椎間板ヘルニア
  • 坐骨神経痛

患者様の状態

昨年(2021年)2月頃より左坐骨神経の痛みを自覚され、鎮痛薬で様子を見られていました。
11月10日より激痛に変わり、近所の整形外科にて椎間板ヘルニアと診断され、ブロック注射を6回行われるも症状が持続している為に当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰を横から見たMRI写真です。
腰は腰椎と呼ばれる小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間には椎間板と呼ばれるクッションが存在しております。
また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っています。
このMRI写真では椎間板が黒くなり、飛び出した様な変形を伴っており椎間板ヘルニアと呼ばれる状態です。
また神経の傍まで椎間板ヘルニアが飛び出しており、持続的に神経周囲に炎症を引き起こしている為に坐骨神経痛が生じている状態と推測されます。


施術内容

PLDD法

腰椎L5/S部分の1箇所にPLDD治療を行いました。
椎間板ヘルニアに対してPLDD(経皮的椎間板減圧術)を行うことで坐骨神経痛の改善を図ります。

患者様にうつ伏せに寝ていただき、治療用の管を椎間板まで挿入していきます。
若干肥満傾向であるため、皮膚から椎間板までの距離が遠いことから、挿入まで5分程度かかりました。

PLDD(経皮的椎間板減圧術)を行っているところです。
治療中はレーザーで椎間板内圧を下げていくのですが、音を確認しながら治療を行っています。

レーザーを出している様子です。
かなりの熱量が発生しますが、椎間板内には痛覚神経が無い事から患者様が痛みを感じる事はほとんどありません。


術後

治療後、左坐骨神経痛は7割程度改善を認めており、今後の経過に期待がもたれます。


院長より一言

いよいよ令和4年が始まりました。
仕事始めにも関わらず治療が4件あり、あわただしい1日となりました。
また今年こそは海外研修(主に欧州)に行くことで新たな治療技術や知見、現行の治療技術に関して研鑽を深めたいと思っているのですが、それもCovid-19の状況次第になっております。
また当クリニックの石田医師もDSTライセンス更新に関して北米に行かなくてはなりませんが、状況が読めない状況です。
しかし、状況が読めないからこそ、目の前におられる患者様により満足していただけるように治療に専念しようと思う次第です。
皆様、今年もよろしくお願いいたします。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

院長 野中 康行

NLC野中腰痛クリニックでは、DST法をはじめとする腰痛治療を行っています。海外の先進治療を導入することで、腰をはじめとする脊椎疾患に悩む患者様の治療の選択肢を広げ、症状や状態に合わせた治療を提案しております。 主に脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板ヘルニア等の対象疾患を中心に、ご高齢の方、再手術を検討する方、短期間での社会復帰を求める方にとって体への負担の少ない治療法を提供しています。