患者様の情報

70代 男性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間板変性症

患者様の状態

半年ほど前より臀部付近に痛みが出現したが様子を見られていました。
その後、大腿部背面に神経痛が出現するようなり、徐々に痛みの程度も強くなったことから、近くの整形外科を受診されました。
脊柱管狭窄症と診断され、内服薬が処方されましたが症状の改善が見られないため、当クリニックを受診されています。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を横から見ており、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションの働きがある椎間板が存在しております。
また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っております。
このMRI写真では3箇所の椎間板が黒くなっており、一部飛び出した様な変形を伴っています(変形部分を椎間板ヘルニアと言います)。
また足の神経の通り道も狭くなっており、脊柱管狭窄症と呼ばれる状態です。


施術内容

DST法

腰椎L3/L4、L4/L5、L5/S部分の3箇所にDST法を行いました。
損傷した椎間板を検査し治療を行う事で神経痛の改善を図ります。

今回は鎮静剤を使用せず、意識がある状態での治療を希望されました。
うつ伏せに寝ていただき、背中に局所麻酔を使用していきます。

椎間板の中に造影検査を行い損傷の程度を評価しているところです。
黒く映っている部分が損傷部位であり、DST(ディスクシール治療)の適応となる部位になります。
もし黒く映らない場合には、PLDD(経皮的椎間板レーザー減圧術)ないしPIDT(経皮的椎間板インプラント治療)を行う事になります。

治療後に複数の方向から椎間板を撮影し、治療に問題がないか確認しているところです。
治療時間は20分程度でした。


院長より一言

1月18日、大阪では1日のコロナ感染者数が6,000名を超えました。
私に限らず、多くの方々がこの2年、会食を控え、仕事終わりに寄り道する事もなく、家族旅行も控え、ひたすら感染予防に努めておられると思います。
この第6波が最後の大きな波であることを心から願いながら、日々変わらぬ診療を心がけてまいりたいと思います。
ただ本音を申しますと「もういい加減にしてくれ」と叫びたいです。
私に限らず、皆様も思われていると思います。
最後に愚痴を申しまして申し訳ございませんでした。


※12月22日(水)の振替として1月20日(木)は休診日となっております。
お電話、メールによるご予約・問い合わせは休診日に関わらず受け付けております。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛、足の神経障害や歩行困難などの症状を引き起こします。