患者様の情報

70代 男性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • 坐骨神経痛

患者様の状態

青年時代にぎっくり腰(急性腰痛発作)を起こされていましたが、足に痛みが出現する事もなく様子を見られていました。
10年程前より腰に負担がかかるような動作を行うと、坐骨神経痛が出現する状態となられました。
近くの整形外科で内服薬での治療を開始されましたが、症状が改善する事が無く、徐々に悪化しているために当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

MRI検査となりますが腰を横から見た写真です。
向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションの働きがある椎間板が存在しております。
また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っています。
このMRI写真では4箇所の椎間板が黒くなり、飛び出した様な変形を認め、椎間板ヘルニアと呼ばれる状態になっております。
また一番下の椎間板は潰れている状態です。
神経も一部で圧迫を受け脊柱管狭窄症と呼ばれる状態になっております。


施術内容

DST法

今回は石田医師が治療を行っております。
腰椎L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/S部分の4箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

患者様にはうつ伏せに寝ていただき、背中より局所麻酔を用いて椎間板まで治療用の管を挿入していきます。
また時間的には6分程度となります。

治療用の管が正しい位置にあるのかをレントゲン透視装置を用いて複数の角度から確認を行っているところです。

実際に椎間板の損傷程度を確認している動画ですが、黒く映っている部分が損傷部位であり、DST(ディスクシール治療)が必要な部位となります。
今回は4箇所で同様の損傷が確認されましたので、4箇所同時に治療しております。
治療時間は23分でした。


院長より一言

石田医師が椎間板治療を開始されてから約2年が経過致しました。
治療成績も北米のデータと同様であり、安心して治療をお任せしております。
今後さらにDSTのライセンス契約を結ぶべく研修を予定している医師がおられます。
私としてはますます忙しくなりますが、患者様の治療を第一優先として日々診療に励む所存です。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック 院長 野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,600件(平均75件/月・2018年6月~2022年5月まで)