患者様の情報

50代 男性

病名


患者様の状態

2020年4月に足に神経痛とシビレが出現し、腰の痛みも強く自覚されるようになられました。その後、整形外科で外科的手術を受けられ、神経痛も改善を認めておられましたが、最近になり神経痛やしびれが再発するようになられました。追加で外科手術を勧められましたが、今回当クリニックを受診されておられます。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を真横から観察しており、向かって右側が背中側となります。腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っており、神経の通り道を脊柱管と言います。このMRI検査では複数の椎間板が薄く潰れかけています。同時に神経も圧迫を受けており脊柱管狭窄症と呼ばれる状態です。


施術内容

DST法

腰部椎間板L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/Sの4箇所に対してDST(ディスクシール治療)を行う事で、神経症状の改善を図りました。

1年前に外科的手術を行われておりますので、骨の変形や手術後の癒着部位に問題がないか詳細に確認します。治療前にアプローチ方法を決定してしまいます。

患者様のご希望もあり、鎮静剤は使用せず局所麻酔のみで治療を開始しております。写真が用意できず申し訳ございません。

治療中に患者様もご覧になって頂いた動画です。患者様には治療前に治療方法の説明をしておりますので、理解しながらDST(ディスクシール治療)の様子を見ていただきました。

治療時間は16分。治療中に足の神経痛が出現しましたが、治療終了時にはほぼ消失しておりました。


院長より一言

先日、外来で患者様より
①治療前後の写真を載せてほしい。
②治療後の経過を詳しく載せてほしい。
とのご要望を賜りました。4年程前まではそのような記事や写真を載せる事も出来たのですが、現在は厚生労働省のガイドラインが変更になり、治療前後の比較写真や治療後の経過に関しては、ホームページにも載せる事が出来なくなっております。私も患者様に分かりやすく説明する為に掲載していきたいのですが、それが叶わないのが残念で仕方がありません。私としては、可能な限り患者様に治療法などが理解できるように院内の様子も交えてブログ等で発信を続けてまいりますので、ご理解のほどよろしくお願い致します。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛、足の神経障害や歩行困難などの症状を引き起こします。