患者様の情報

60代 男性

病名


患者様の状態

2020年12月頃より右足にしびれを自覚されました。
腰痛が出現するとともに歩く事がままならない状態となられ、2020年1月に脊椎手術(固定術)を受けられましたが、改善が乏しいために当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰のレントゲン検査ですが、腰を真横から見ており向かって右側が背中側、左側がお腹側となります。
腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んで出来ておりますが、このレントゲン写真では2箇所の腰椎(第4腰椎と第5腰椎)にボルトが埋め込まれております。その結果ボルトが埋め込まれていない隣接する部分に負担がかかり、特に第3腰椎と第4腰椎の間で障害が進行し、脊柱管狭窄症を発症されておられます。そのような状況を隣接椎間障害FBSS(脊椎術後疼痛症候群)と言います。


施術内容

DST法

今回は障害を受けている腰部椎間板L2/L3、L3/L4、L5/Sの3箇所に対して、DST(ディスクシール治療)を行い、神経障害の解除を図りました。

治療中の様子を説明する為に鎮静剤は使用せず、局所麻酔のみで治療を開始いたしました。

治療用の管を挿入後、患者様に椎間板治療のご説明をするためモニター画面を患者様の前に移動しております。

治療中の動画です。
治療は特に問題もなく終了しております。


院長より一言

本日の治療担当医は石田貴樹先生でした。私も治療中は同席しておりますが、治療手技に関して申し分はありません。石田貴樹先生は11月に北米へDST研修に旅立たれますが、余裕を持って合格されると思います。
最近、北米(アメリカ)では一般の患者様だけでなく、退役軍人の方々に治療がされていると聞いております。順次、全米の軍人病院で治療が開始されると聞いております。軍隊では、腰に相当な負荷がかかる為に多くの患者様がおられると伺っております。
また私も来春に渡欧するべく準備をしているところです。コロナ次第ですが……。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛、足の神経障害や歩行困難などの症状を引き起こします。