患者様の情報

70代 女性

病名


患者様の状態

2年ほど前より歩行したりすると、神経痛が出現しておられました。
ご主人が大病を患われ、介護を必要とする状態になられてから神経痛が悪化傾向となられました。
1ヵ月前より歩く事にも相当の支障が生じる状態となられたことから、当クリニックを受診されておられます。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を真横から撮影しており、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の隙間にはクッションである椎間板が存在しています。
また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っております。
このMRI検査では3ないし4箇所の椎間板が潰れ、足の神経も圧迫を受けており脊柱管狭窄症と呼ばれる状態です。
また第4腰椎もズレがあり腰椎すべり症と呼ばれます。


施術内容

DST法

損傷した椎間板を検査し、腰部椎間板L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/Sの4箇所に対してDST法(ディスクシール治療)を行いました。

治療中の様子を見られるとの事から、鎮静剤は使用せずに部分麻酔のみで治療を開始しております。
多めに麻酔を使用しております。

椎間板が潰れていた為に、管を挿入するのに苦労しました。

患者様に椎間板検査の様子を説明しているところです。

検査の動画です。
この後DST(ディスクシール治療)を行っております。


院長より一言

本日はお盆休み前の最後の治療となりました。
都合8件の治療を行っております。
また外来では、DST治療後の患者様が来院されております。
DST治療後、数ヵ月経過しておられる患者様でしたが、神経痛も改善がみられており経過は良好であり、運動も可能である事をご説明させて頂きました。
個人的な話になりますが、昨日は好天に恵まれましたので自宅の中庭でビニールプールを広げ子供たちを見守りながら、読書に更けておりました。
自宅待機のお盆休みも3年目に突入致しましたが、それなりに楽しみを見つけ、日々過ごしております。
来年のお盆こそはと期待しております。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛、足の神経障害や歩行困難などの症状を引き起こします。


腰椎すべり症

腰椎すべり症

腰椎すべり症とは背骨が前方や後方にずれてしまう疾患です。腰痛・足の神経障害の他に間欠性跛行(かんけつせいはこう)の症状を引き起こします。