患者様の情報

70代 女性

病名


患者様の状態

12年ほど前に、腰部脊柱管狭窄症と椎間板ヘルニアがあり脊椎に外科的手術を行われた患者様です。
手術後すぐにしびれを伴う坐骨神経痛が出現しましたが、改善を認めることなく生活をされておられました。
この度、ご紹介を受けられ当クリニックを受診されることとなりました。


診察と検査結果

腰のレントゲン写真ですが、腰を真横から観察しております。
腰の骨にボルトが挿入されておりますが、ボルトが挿入されている骨は動く事がない為、上下の骨に負担が増え骨と骨の間隔が潰れ、足の神経も障害を受けている状態が推測されます。


施術内容

DST法

骨と骨の間にあるクッション(椎間板)を治療する事で神経への圧迫を改善させ、坐骨神経痛の解除を図ります。
今回、腰部椎間板L1/L2、L2/L3、L3/L4、L5/Sの4箇所に対してDST法(ディスクシール治療)を行いました。

患者様より鎮静剤のご希望もあり、寝ていただいた後に治療を開始しております。
この写真では部分麻酔を行い、治療用の管をクッションである椎間板まで挿入しているところです。
椎間板の隙間が狭く少し苦労致しました。

椎間板に管を挿入しましたが、挿入位置が悪かったため調整を行っているところです。
調整しないまま治療を行うと効果が半減してしまいますので、特に重要なところです。

治療用の管からクッションである椎間板の損傷程度を確認しているところです。
この後、DST(ディスクシール治療)を行っております。
治療後5分程でお目覚めになられました。
都合20分程寝ていただいた事になります。
治療後2時間で帰宅していただいております。


院長より一言

本日は、久々にインドネシア国籍の患者様も来院され、PLDD(経皮的椎間板レーザー減圧術)も施行させて頂きました。
コロナが拡大する前は国外の患者様が全体の15%程を占めておりました。
特に東南アジア領域では、米国やEU圏で治療するよりも、距離的に近い日本で治療を受けられる患者様が多くございました。
当院では、患者様の状態により5種類の日帰り治療(DST、PLDD、PIDT、PODT、PLOT)を組み合わせて治療を提供しており、治療の選択肢と幅が広い事が特徴です。
そして、北米の治療やEUの治療など複数行えることが、海外でも当院の評価が高かった理由だと思います。
同時に、コロナ拡大が収まるとさらに忙しくなりそうで、震えております。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック 院長 野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,807件(平均76件/月・2018年6月~2022年7月まで)