患者様の情報

70代 男性

病名

  • 椎間板ヘルニア

患者様の状態

40年前より腰痛を自覚されておられ、24年前に椎間板ヘルニアに対して外科的手術を施行されるも腰痛が持続する為、他院でPLDD(経皮的椎間板レーザー減圧術)を2度施行された患者様です。
PLDD後も症状の改善が乏しい事から当クリニックを受診されておられます。


診察と検査結果

腰を横から見たMRI写真ですが、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間には椎間板と呼ばれるクッションが存在しております。
腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っております。
このMRI写真では4箇所の椎間板(L1/2、L2/3、L3/4、L5/S)が黒くなっており、飛び出した様な変形(椎間板ヘルニアと言います)を認めます。
また椎間板容量は50%以上低下しており、相応の椎間板損傷が疑われる状態です。


施術内容

DST法

椎間板機能の低下による椎間板性腰痛症と判断し、検査と治療を行いました。
今回は腰部椎間板L1/L2、L2/L3、L3/L4、L5/Sの4箇所に対してDST(ディスクシール治療)を行いました。

部分麻酔を行っているところです。
ワクチンの注射程度の痛みとなります。

透視装置により治療用の管の位置を確認しているところです。

椎間板の検査を行っているところですが、黒く映った部分にDST(ディスクシール治療)を行いました。
治療時間は16分であり、痛みのさほどなく2時間後には帰宅となっております。


院長より一言

日本で当院と同様に椎間板治療を行っている施設はありますが、当院では椎間板治療の直前に必ず椎間板検査を行っている点が他院と異なる部分と言えます。
もちろん複数の治療方法を持っている事も異なる点ではありますが、大切な事は検査を行う事で、複数の治療方法の中で最も効果が得られる治療法を選択できるという点になります。
この手法は北米の椎間板治療では当たり前のように行われていますが、日本国内では検査をしている施設はいまだ皆無だと思われます。
自慢の様な話になりましたが、国際標準となる治療法を皆様に提供するべく日々研鑽に励んでまいりたいと思っております。
また当院では後進の育成にも尽力しており、医師の選別は致しますが研修制度を設けており、チーム医療の推進に努めております。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック 院長 野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,807件(平均76件/月・2018年6月~2022年7月まで)