治療症例/ 院長ブログ

30年以上続く腰痛と下肢の痺れに対してディスクシール治療(Discseel® Procedure)を行った60代男性

患者様の情報

60代 男性

疾患・症状


患者様の状態

もともと腰に負担のかかるお仕事をされておられ、若い頃より腰痛を自覚されていましたが、足の痺れが出現したことから自由に歩く事が出来なくなってこられました。事前にMRI検査のCD-Rを郵送していただき、治療が可能である事から今回外来を受診されました。


診察と検査結果

MRI

腰のMRI検査ですが、腰を真横から見ており、向かって右側が背中側となります。腰は腰椎と呼ばれる骨が縦に並んできており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っています。このMRI写真では、腰のベルトをされる高さの椎間板が3箇所潰れており、足の神経も圧迫を受けてた脊柱管狭窄症と呼ばれる状態です。


施術内容

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

潰れた椎間板に対してディスクシール治療(Discseel® Procedure)を行っております。今回は腰部椎間板L3/L4、L4/L5、L5/Sの3箇所にディスクシール治療(Discseel® Procedure)を行いました。

治療風景①

L5/Sの部分では椎間板が相当に潰れていますので、治療用の管を特注品に変更しております。この写真では背中に部分麻酔を行っているところです。

治療風景②

モニター画面を見ながら治療用の管の位置を調整していきます。集中力が必要でまばたきが出来ないところです。

治療風景③

患者様にモニター画面越しに、検査の様子をご説明しているところです。

患者様もご覧になられた椎間板治療中の動画です。治療時間は都合16分であり、しっかりと検査と治療をさせて頂きました。


院長より一言

診察待ちの患者様が200名を超えており、大変ご迷惑をおかけしている状態が続いております。可能な限り迅速に診察をさせて頂くべく診療時間の工夫を行っており、8月頃には待ち時間を短縮できる予定です。引き続き診療に集中してまいります。


今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


関連するの疾患と症状

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎椎間板ヘルニアとは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し、神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛やぎっくり腰などの症状を引き起こします。

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症とは、背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛や足の神経障害、歩行困難などの症状を引き起こします。

変形性腰椎症

椎間板変性症

変形性腰椎症

椎間板変性症とは、背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、腰椎椎間板ヘルニア腰部脊柱管狭窄症腰椎すべり症などの様々な病気につながる恐れがあります。


この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


閉じる