患者様の情報

70代 男性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間板変性症

患者様の状態

2020年12月頃より下肢に神経痛が出現するようになられ、近くの整形外科を受診されたところ脊柱管狭窄症と診断を受けられました。
その後ブロック注射等を継続的にされておられましたが、改善が乏しい状態である事から当クリニックを受診されておられます。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を横から観察しており、向かって右側が背中側、向かって左側がお腹側となります。
腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んでできており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。
また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っており、脊柱管と呼ばれています。
このMRI写真では、明らかに潰れた椎間板が4箇所認められ、足の神経も圧迫を受けており、脊柱管狭窄症と呼ばれる状態です。


施術内容

DST法

潰れた椎間板を治療する事で、下肢の神経症状の改善を図ります。
今回は腰部椎間板L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/Sの4箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

鎮静剤を使用して、寝ていただいた後に治療を開始しております。

局所麻酔で治療用の管を挿入していきます。
レントゲン透視装置をガイドに間違いが無いように慎重に治療を行っております。

椎間板を検査しているところですが、この後DST(ディスクシール治療)を行っております。

治療後にDST(ディスクシール治療)を追加で必要としないか、複数の角度から椎間板の状態を確認しているところです。
治療の中で、最も重要な部分とも言えます。

治療時間は20分でしたが、鎮静剤はすぐに効果が切れ後に残らないので、遠方の患者様であられても安心してください。


院長より一言

今後、DST(ディスクシール治療)のガイドラインが少し改定されるようです。
治療後の安静時間が短縮されると聞いております。
改善率の大規模データもそろそろ出てくるようですので、楽しみにしております。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック 院長 野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,600件(平均75件/月・2018年6月~2022年5月まで)