患者様の情報

40代 男性

病名

  • 椎間板変性症
  • 椎間板ヘルニア

患者様の状態

昨年10月頃より腰痛が持続的に出現するようになり、前かがみで腰痛が強く出現する為、運動が満足にできない状態となられました。
様子を見られるも、改善が見られず当クリニックを受診されています。


診察と検査結果

腰のMRI検査です。
腰は腰椎と呼ばれる小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。
また傍には足の神経が通っています。
このMRI写真では、特に1箇所の椎間板が潰れている状態が見て取れます。
椎間板は腰の前方に位置している為、前かがみで腰痛が出現しやすくなり、今回の症状とも一致しております。
なお椎間板が潰れた状態を椎間板変性症と言います。


施術内容

DST法

潰れた椎間板だけでなく、損傷が疑われる椎間板も併せて検査を行ったのち、DST(ディスクシール治療)を行う事と致しました。
今回は腰部椎間板L5/Sの1箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

鎮静剤をご希望されましたので、寝ていただき、治療を開始しております。

3箇所の椎間板を検査することになり、神経に触れない様に細心の注意を払いながら椎間板まで管を挿入しております。

黒く映る部分がなく、椎間板の損傷は軽微と判断しDST(ディスクシール治療)は行わずに済みました。
この部分にヘルニアがあるようであれば、圧検査を追加し、PLDD(経皮的椎間板レーザー減圧術)を行う事もあります。

黒く映っており、DST(ディスクシール治療)が必要になりました。
治療時間は20分で治療直後にはお目覚めになられております。


院長より一言

昨日、訃報が届きました。
クリニック開院当初よりお世話になっている御仁ですが、56歳と若く精力的にお仕事もされておられる方でした。
突然の事で大変な驚きと共に恐怖でもありました。
突然交通事故にあう事もありえます。
ただ年内には安定的に、治療を供給できるチーム編成が整いますので、私に何かあったとしても患者様にはご迷惑はおかけすることは無いと思います。
皆様もくれぐれも事故などに遭わないようにお気をつけください。

是非ご共有ください

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:4,061件
(平均77件/月・2018年6月~2022年10月まで)


椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛、ぎっくり腰などの症状を引き起こします。


椎間板変性症

椎間板変性症

椎間板変性症とは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症やすべり症など様々な病気につながる恐れがあります。