患者様の情報

60代 男性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間板変性症

患者様の状態

25年以上前より右足に神経痛が出現しておられました。
近くの整形外科で鎮痛薬の処方を受けられ、様子を見られていたものの症状が徐々に悪化し、最近では左足にも痺れが出現するようになられたことから当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。
また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っており、神経の通り道を脊柱管と言います。
このMRI写真では潰れた椎間板と共に足の神経の通り道である脊柱管が狭くなっており、脊柱管狭窄症と呼ばれる状態になっております。


施術内容

DST法

潰れたり損傷している椎間板を検査し、DST(ディスクシール治療)を行う事で足の神経症状の緩和を図ります。
今回は腰部椎間板L3/L4、L4/L5の2箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

局所麻酔で治療部位に対して部分麻酔を行っております。

治療用の管を神経に触れない様に、モニター画面で確認しながら椎間板の中まで進めているところです。

潰れた椎間の検査を行っているところです。
黒く映ってくる部分にDST(ディスクシール治療)を行います。
治療時間は15分程度でした。


院長より一言

本日、外来にDST(ディスクシール治療)後、約1年経過された患者様が来院されました。
概ね神経痛は改善を認めており、運動もできるようになられていたのですが、足先の痺れが一部残っている為に受診となりました。
DST(ディスクシール治療)による痺れの改善率は73%となっておりますが、元々神経に損傷がある場合は、痺れが残る場合もあります。
内服薬で様子を見る事になりましたが効果は限定的かもしれません。
今後新たな治療法が生まれれば、痺れの改善が期待される可能性もありますので、引き続き欧米の治療法に耳目を傾けつつ診療に励みたいと思います。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

院長 野中 康行

NLC野中腰痛クリニックでは、DST法をはじめとする腰痛治療を行っています。海外の先進治療を導入することで、腰をはじめとする脊椎疾患に悩む患者様の治療の選択肢を広げ、症状や状態に合わせた治療を提案しております。 主に脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板ヘルニア等の対象疾患を中心に、ご高齢の方、再手術を検討する方、短期間での社会復帰を求める方にとって体への負担の少ない治療法を提供しています。