患者様の情報

60代 男性

病名

  • 椎間板変性症
  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症

患者様の状態

若い頃、日本からボリビアに移住され、農作業などの重労働をされておられたとの事でした。
6年ほど前より腰痛発作が出現し、昨年6月より腰痛が持続する状態となられました。
現地の病院では椎間板変性症と椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症と診断され、鎮痛薬などの対処療法がおこなわれました。
しかし、改善が無い為に地元の友人からの紹介でDST(ディスクシール治療)をお知りになられました。
北米(米国)での治療か日本での治療か悩まれたようですが、この度日本に一時帰国するとの事から当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を真横から観察しており、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間には椎間板と呼ばれるクッションが存在しております。
今回もMRI検査では4箇所ほど椎間板が潰れており、飛び出した様な変形(椎間板ヘルニアと言います)が複数か所認められます。


施術内容

DST法

潰れている椎間板を検査しDST(ディスクシール治療)による修復を行い、腰痛症状の改善を図ります。
今回は腰部椎間板L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/Sの4箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

今回は鎮静剤を用いて、寝ていただいた上で治療を開始しております。

この様にモニター画面を見ながら椎間板まで管を挿入していきます。

椎間板に検査を行っているところですが、黒く映っている部分が椎間板の損傷部位であり、DST(ディスクシール治療)を行う部分となります。
治療時間は15分で、患者様は治療中の記憶がなく、非常に楽であったと伺いました。


院長より一言

コロナ感染が広がる前には、東欧や北米(特にカナダ)、東南アジアからの患者様も多数来院されておりました。
今後はコロナ感染が落ち着いてくれば海外からの患者様も増えてくるものと考えております。
既に海外患者様は100名以上が診察待ちの状態です。

ところで昨日、東京にいる麻酔科の後輩に日帰りで会いに行ってきました。
当院の治療に興味を持っておりましたので、研修を受け入れる事も話をしました。
チームスタッフが増えるかもしれません。
ますます忙しくなる予感がしておりますが、体に気をつけて頑張りたいと思います。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛、ぎっくり腰などの症状を引き起こします。


椎間板変性症

椎間板変性症

椎間板変性症とは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症やすべり症など様々な病気につながる恐れがあります。