患者様の情報

60代 男性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板変性症
  • 椎間板ヘルニア

患者様の状態

今年の1月に腰痛を自覚され、以後様子を見られておりましたが、2月に入り下肢全体に痺れが出現する状態になられました。
常時痺れを自覚されており、睡眠もできない事から近くの整形外科を受診され、脊柱管狭窄症と診断のもと内服薬での治療が開始されました。
しかしながら改善が乏しいため、当クリニックを受診されておられます。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を横から観察しており、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んでできており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。
また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っており、神経の通り道を脊柱管と言います。
このMRI写真では2箇所ないし3箇所の椎間板が明らかに潰れており、足の神経も2箇所で圧迫を受けており、脊柱管狭窄症と呼ばれる状態です。


施術内容

DST法

脊柱管狭窄症による下肢の痺れを改善するべく、損傷している腰部椎間板L3/L4、L4/L5、L5/Sの3箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。
DSTによる下肢の痺れの改善確率は73%となっております。

当初鎮静剤は使用せずに治療を予定しておりましたが、不安もおありになる事から急遽鎮静剤を使用し、寝ていただいた上で治療を開始しております。

治療用の管を挿入しているところです。
良い位置に管を挿入する事ができました。

治療中の動画ですが、黒く映っている部分がクッションである椎間板の損傷部位となり、DST(ディスクシール治療)が必要な部分となります。
治療時間は16分程で、患者様も痛みを自覚される事無く満足を頂けたと思います。
また治療終了後、2時間で帰宅していただきました。


院長より一言

本日は大変忙しく、治療に没頭する1日となりました。
勿論、手抜きなどは一切しておりませんが、さすがに治療終了後には疲れがどっと沸きだしました。
また、新規医師の教育や医療スタッフの拡充から接遇対応の会議等が目白押しであり、充実した日々を送っております。
暖かくなって参りましたが、気を緩めずより一層、診療に集中して参りたいと思います。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

院長 野中 康行

NLC野中腰痛クリニックでは、DST法をはじめとする腰痛治療を行っています。海外の先進治療を導入することで、腰をはじめとする脊椎疾患に悩む患者様の治療の選択肢を広げ、症状や状態に合わせた治療を提案しております。 主に脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板ヘルニア等の対象疾患を中心に、ご高齢の方、再手術を検討する方、短期間での社会復帰を求める方にとって体への負担の少ない治療法を提供しています。