患者様の情報

40代 女性

病名

  • 椎間板変性症
  • 椎間板ヘルニア

患者様の状態

20歳ごろより腰痛を自覚されておりましたが、出産を契機に腰痛が再燃し、発作的に症状が出現するようになり、最近では右坐骨神経の部分の痛みが出現する状態になられました。
今回、腰の状態と再発予防を目的として当クリニックを受診されています。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を真横から観察しております。
向かって右側が背中側となっています。
腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。
このMRI検査では、特に2箇所の椎間板が潰れている状態が見て取れます。
椎間板変性症と言われる状態で、クッション機能の消失と共に腰痛や坐骨神経痛の原因となります。


施術内容

DST法

潰れた椎間板2箇所と真上にある椎間板の3箇所に対して検査を行い、可能であれば治療を行う事としました。
今回は腰部椎間板L3/L4、L4/L5、L5/Sの3箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

別室から治療室を見ております。
ご家族が治療を観覧される時に使用されます。

局所麻酔のみで治療を開始しております。
椎間板治療の様子を直に見たいとご希望がありましたので、鎮静剤は使用しておりません。

管を挿入する際に、神経痛が出現した為に神経を避けながら管を挿入する必要がありました。
レントゲン透視装置を用いて、神経に触れない様に管の向きを変えていきます。

患者様に治療の内容をモニター画面を見ていただきながら説明しております。

黒く映っている部分が椎間板の損傷部位であり、今回はDST(ディスクシール治療)を行っております。

黒く映る部分が見当たらず、高度椎間板変性が進行している状態です。
この場合は腰椎が固定されており、治療の必要はありません。
治療時間は20分程度であり、術後は2時間で帰宅していただいております。


院長より一言

4月に入り、新しく2名の新入職者を迎えております。
6月には産休明けのスタッフも復帰する予定です。
何れも今後、東京への新規クリニック開設に必要な人材となります。
患者様にご不便をおかけしない様に時間をかけて教育を行っていくつもりです。
通常、医療機関は設備の充実が大切といわれて久しいですが、医療はそもそも人が携わるものですので、当クリニックでは設備よりも人材育成が大切と考えております。
当然、医療設備も充実はさせております。
引き続き患者様にご満足いただけるように、人材、設備、治療技術の充実化を図ってまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


椎間板ヘルニア

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椎間板ヘルニアとは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛、ぎっくり腰などの症状を引き起こします。


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