患者様の情報

80代 男性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間板変性症

患者様の状態

昨年11月頃に突然腰痛と左足の神経痛が出現されました。
歩いたり座ったりするだけでも痛みが悪化する状態であられ、近くの整形外科を受診されたところ脊柱管狭窄症と診断されました。
ただし元々心不全がおありになり、手術に耐えられるようなお体ではなく、鎮痛薬で様子を見られるも改善が無い事から当クリニックを受診されています。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を真横から観察しており、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。
また腰椎と椎間板の傍には、足の神経が通っており、神経の通り道を脊柱管と言います。
このMRI写真では、複数の椎間板が潰れた状態になっており、足の神経が圧迫を受けており、脊柱管狭窄症とよばれる状態になっております。


施術内容

DST法

椎間板を治療し、腰椎の不安定性を改善させる事で脊柱管狭窄症による症状の改善を図ります。
今回は腰部椎間板L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/Sの4箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

当院では手術室に常時4~5名のスタッフを配置しており、治療が円滑に進む様に各々仕事を受け持っております。

レントゲン透視装置を用いて、腰の状態を確認しているところです。

複数の方向から腰の状態を確認していきますので、透視装置が腰の周りを回転していきます。

治療中の動画ですが、黒く映ってくる部分がクッションである椎間板の損傷を意味しており、DST(ディスクシール治療)を行う部分となります。
治療時間は15分であり、局所麻酔のみでの治療である事から患者様の負担はほとんどありませんでした。


院長より一言

以前に一度お伝えいたしましたが、今後、医師増員に伴い、頚椎症及び頸椎ヘルニアに対する治療も開始する予定です。
もう少し先になりますが、対応可能となり次第ホームページでもアナウンスさせて頂く予定です。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛、足の神経障害や歩行困難などの症状を引き起こします。