患者様の情報

70代 女性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間板変性症
  • FBSS(脊椎術後疼痛症候群)

患者様の状態

出産を経験された後、30年以上前より腰痛を自覚されていましたが、湿布等で軽快する状態であったことから様子を見られていました。
最近になって下肢のしびれが強く出現する状態となり、近くの整形外科病院で外科的手術を受けられましたが、手術後もしびれが続くため当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を真横から観察しており、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。
また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っており、神経の通路を脊柱管と言います。
このMRI検査では特に3箇所の椎間板が潰れており、足の神経の通り道が狭くなっています。
その事を脊柱管狭窄症といい、足の神経障害の原因となります。


施術内容

DST法

潰れた椎間板を治療し、腰椎の動揺を抑えることで脊柱管狭窄症による神経症状の緩和を図ります。
治療方法としては、DST(ディスクシール治療)を選択致しました。
今回は腰部椎間板L3/L4、L4/L5、L5/Sの3箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

患者様より鎮静剤を使用し不安を取り除いてほしいとのご依頼もあり、寝ていただいた後で治療を開始しております。

寝ていただいた後は、局所麻酔を十分に使用しながら治療用の管を椎間板まで挿入していきます。

ちょうどDST(ディスクシール治療)を行っているところですが、椎間板が軽度持ち上がるような変化を見せています。

治療時間は鎮静時間も入れて20分程度でした。
治療後は足のしびれ感の軽減を自覚され、帰宅していただいております。


院長より一言

本日の治療件数は4件でした。
本日の症例の様に鎮静剤を使用しての日帰り治療は、患者様のストレス軽減に有効と考えております。
鎮静剤使用中に隣室からご家族が治療中の様子を見守られることもできますので、当院での治療をご希望される患者様がおられましたら、お気軽にご相談ください。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)