患者様の情報

70代 女性

病名

  • 第4腰椎すべり症
  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間板変性症

患者様の状態

5年ほど前より坐骨神経痛が出現し、徐々に悪化を認めていたが、最近特に神経痛が強くなり、朝から動けない状態となられました。
昨年9月にご主人が当院で椎間板治療を行い坐骨神経痛の改善があった事から、当クリニックを受診されています


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を真横からみており、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間には椎間板と呼ばれるクッションが存在しております。
また腰椎と椎間板の傍には足の神経も通っております。
このMRI写真では3箇所で椎間板が潰れており、腰椎もずれた箇所が見られます。
その結果、足の神経の通り道が圧迫を受け坐骨神経痛が引き起こされています。


施術内容

DST法

潰れた椎間板に対してDST(ディスクシール治療)を行い、症状の改善を図ります。
今回は腰部椎間板L2/L3、L3/L4、L4/L5の3箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

昨年9月に治療させて頂いたご主人様は鎮静剤を使用されておらず、ご本人様も局所麻酔のみでの治療をご希望されております。
しっかりと痛み止めを入れております。

治療用の管を潰れた椎間板まで挿入しております。
約6分程度で完了しております。

椎間板の検査を行い、損傷の程度を把握している動画です。
黒く映っている部分が損傷部位ですが、選択的にDST(ディスクシール治療)を行うために治療用の管の形状を変えながら治療を行います。
治療時間は合計18分程度であり、2時間後にはご帰宅頂いております。


院長より一言

特に最近はご紹介の患者様が増えており、コロナ禍でのキャンセルを凌駕する形で診察枠が埋まってきております。
最短での診察予約は原則4月になっており、診察をお待ちの患者様には大変ご迷惑をおかけしております。
また当院では、ロシア国籍の患者様に対しても多数来日頂き治療しております。
定期的にご連絡をしながら診させていただいておりますが、この度のウクライナ問題があるものの、皆様お元気であられると聞き及び安心しております。
国家と個人、ましてや病気に関して国境は無いものと考え対応しております。
国籍に関係なく、患者様すべてが健康でいられるようにお手伝いすべく、診療に集中してまいります。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


腰椎すべり症

腰椎すべり症

腰椎すべり症とは背骨が前方や後方にずれてしまう疾患です。腰痛・足の神経障害の他に間欠性跛行(かんけつせいはこう)の症状を引き起こします。