患者様の情報

80代 男性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間板変性症

患者様の状態

長年ダンスをされており、腰に負担のかかる事も多い状態であられましたが、昨年(令和3年)9月頃よりふくらはぎにシビレを自覚されました。
様子を見られるも改善が見られず徐々に悪化し、5分程度の歩行でも神経痛が出現する状態になられました。
近くの整形外科では脊柱管狭窄症と診断されましたが、外科的手術に関してはご家族を介護しなくてはならない環境であられ、手術を受けられない事から日帰りでの治療を希望され当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。
また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っており、神経が通る部分を脊柱管と申します。
このMRI検査では4箇所の椎間板が潰れており、足の神経も圧迫を受けており、脊柱管狭窄症と呼ばれる状態になっております。


施術内容

DST法

潰れた椎間板を治療する事で神経の圧迫を解除し、神経痛の改善を図ります。
今回は腰部椎間板L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/Sの4箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

局所麻酔を用いて治療用の管を挿入しております。
途中、神経に触れない様に造影検査を用いながら治療用の管を挿入します。

潰れた椎間板の状態を患者様にご説明しながら、DST(ディスクシール治療)を行っているところです。

黒く映ってくる部分が椎間板の損傷部位であり、DST(ディスクシーり治療)を行う部分にもなります。
治療時間は18分であり、治療後1時間で歩いて退院されております。
退院は午後12:30頃で、13:00より梅田(大阪駅)で囲碁を打たれる予定との事でした。


院長より一言

DST(ディスクシール治療)に関しては、治療動画を含めて北米の医師と共にカンファレンスを行う事になります。
治療技術の安定化と向上に向けて遠隔講習が必要なためです。
またコロナ感染拡大により遅れておりましたが、頸椎疾患に関するDSTライセンス所得を予定しております。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛、足の神経障害や歩行困難などの症状を引き起こします。