患者様の情報

50代 女性

病名

  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間板変性症

患者様の状態

以前より軽い腰痛発作を繰り返されておられましたが、令和3年10月頃より腰痛が出現し、軽い動作で痛みが悪化する状態となられました。
元々ゴルフなどのスポーツをご趣味とされており、お仕事も腰に負担のかかる状態であられることから当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を横から見た写真で向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションの働きがある椎間板と呼ばれる組織が付随しております。
このMRI写真では2箇所の椎間板でで、飛び出した様な変形(椎間板ヘルニア)と厚みが薄くなっている部分が見て取れます。


施術内容

DST法

椎間板の状態を確認し、必要であればDST(ディスクシール治療)ないしPLDD(経皮的椎間板レーザー減圧術)を行う方針となりました。
今回は腰部椎間板L2/L3、L5/Sの2箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

椎間板の様子をご覧になり、治療方法をご一緒に確認する為に鎮静剤は使用せず、局所麻酔のみで治療を開始させて頂きました。

4分程度で治療用の管が椎間板に到達し、患者様に検査の様子を見ていただいているところです。

検査の様子を収めた動画です。
黒く映っている部分が椎間板の損傷部位であり、DST(ディスクシール治療)が必要になる箇所となります。

治療時間は15分程度であり、非常にスムーズに治療を行う事ができました。


院長より一言

本日、DST治療後の患者様より「スキーができるようになり満足している」とご連絡を頂きました。
実は私もスキーが趣味であり、コロナの感染がなければ毎年スキーを楽しんでおりました。
ただしスキーは前屈姿勢であり、ターン時には相当の負荷が腰にかかるため、あまり腰に対しては優しくないスポーツです。
スキーをされる場合には、体幹筋力の強化とストレッチが必要であり、私もコロナ後を見据えて体幹を鍛えているところです。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛、ぎっくり腰などの症状を引き起こします。


椎間板変性症

椎間板変性症

椎間板変性症とは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症やすべり症など様々な病気につながる恐れがあります。