患者様の情報

50代 男性

病名

  • 椎間板変性症
  • 椎間板ヘルニア

患者様の状態

1年半ほど前より腰痛が出現し、歩く時や腰に負担のかかる動作で痛みが悪化する状態が持続しておられました。
その間はマッサージ等で様子を見られていましたが、腰痛の改善が無い事から当クリニックを受診されております。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を真横から見ており、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。
このMRI検査では、特に1箇所の椎間板が潰れクッション機能が消失している為に腰椎に炎症が生じている状態です。


施術内容

DST法

損傷した椎間板をDST(ディスクシール治療)により修復する事で、慢性腰痛の改善を図ります。
今回は腰部椎間板L3/L4、L4/L5の2箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

鎮静剤の使用はご希望になられませんでしたので、局所麻酔のみを用いて治療用の管を皮膚から椎間板まで挿入しました。
約3分程度です。

引き続き損傷した椎間板の状態を確認する為、検査を行っているところです。

黒く映っている部分が損傷した部分であり、DST(ディスクシール治療)が必要な部分です。
治療時間は約6分程度。
治療後は2時間安静にしていただき、帰宅していただきました。


院長より一言

最近、海外の患者様よりのお問い合わせが非常に増えてきております。
担当者に確認したところ、海外ではコロナの感染状況が安定している事が大きな要因となっているようです。
ただし日本はようやく感染のピークを迎えたところであり、そもそも渡航制限が強く、実質的に来日が出来ません。
残念です。
従って、海外からの患者様には、北米での治療が可能であることお伝えし対応しております。
中東領域、東南アジア領域の患者様には、ご迷惑をおかけし申し訳ないばかりです。
ところで最近、私の子供が通学する小学校でも児童にコロナ感染が出現している事から、私自身が休みの日もほとんど外出もせず自宅待機している状況で、脊椎疾患に関する医学書を読み漁っております。
いずれにせよ、早く感染状況が安定化することを祈りながら日々診療に励んでおります。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛、ぎっくり腰などの症状を引き起こします。


椎間板変性症

椎間板変性症

椎間板変性症とは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症やすべり症など様々な病気につながる恐れがあります。