患者様の情報

50代 男性

病名

  • 椎間板変性症
  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症

患者様の状態

以前より腰痛を自覚されてましたが、1~2年前より持続的に腰痛が出現するようになり、腰に負担のかかるような動作での痛みが悪化するため、ご趣味であられるボクシング等が出来ない状態となられておりました。
今回、原因治療を目的として当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰を横から見たMRI写真ですが、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間には椎間板と呼ばれるクッションが存在しております。
腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っております。
このMRI写真では、明らかに2箇所の椎間板が潰れている状態であり、一部腰椎にも炎症性変化を伴っている状態です。


施術内容

DST法

損傷した椎間板を検査し、修復の為にDST(ディスクシール治療)を行う事で腰痛の改善を図ります。
DST単独での腰痛改善率は80%となっております。
今回は腰部椎間板L3/L4、L4/L5、L5/S1の3箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

局所麻酔を用いて、背中から椎間板まで治療用の管(直径8mm)を挿入致します。
レントゲン透視装置を見ながら確実に椎間板まで挿入しております。

管(直径8mm)から椎間板内の造影検査を行っているところです。
黒く映っている部分が椎間板の損傷部位であり、DST(ディスクシール治療)を行う部分となります。

治療時間は15分程度であり、2時間の安静の後に帰宅していただく際には、右下肢の神経痛の改善を自覚されておりました。
今後の経過に期待が持たれます。


院長より一言

本日は、上記の患者様以外に3名の患者様に椎間板治療を施行致しました。
特に30歳の患者様にPLDD(経皮的椎間板レーザー減圧術)を施行した際に鎮静剤を使用しましたが、治療中の痛みを自覚される事もなく、びっくりされておりました。
15分程度ですが完全に睡眠状態であられました。
治療成績の向上も大切ではありますが、治療中の苦痛に関しても可能な限りご不便のかからない様に対応して参ります。
また治療件数の増加と共に満足頂いている患者様も増えている半面、改善の乏しい患者様からのご叱責もございます。
改善が乏しい患者様に対しては、再診と追加対策をご一緒に考え、患者様の生活の質向上に対して時間をかけて対応しておりますが、その為に診察や治療のご予約までに待ち時間が生じております。
特に新規の患者様におかれましてご不便をおかけしておりますが、待ち時間に関しましては何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

院長 野中 康行

NLC野中腰痛クリニックでは、DST法をはじめとする腰痛治療を行っています。海外の先進治療を導入することで、腰をはじめとする脊椎疾患に悩む患者様の治療の選択肢を広げ、症状や状態に合わせた治療を提案しております。 主に脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板ヘルニア等の対象疾患を中心に、ご高齢の方、再手術を検討する方、短期間での社会復帰を求める方にとって体への負担の少ない治療法を提供しています。