患者様の情報

60代 男性

病名

  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間板変性症

患者様の状態

31年前に仕事で重量物を扱った際に、急性腰痛症と坐骨神経痛が出現したとのことで、その後発作的に症状が出現していたが、最近はやわらかいベッドや長時間の歩行すると症状が出現する状況の為当院を受診されました。


診察と検査結果

第3腰椎と第4腰椎間の椎間板(L3/4)と第4腰椎と第5腰椎間の椎間板(L4/5) 第5腰椎と第1仙骨間の椎間板(L5/S)に椎間板変性(MRIで黒くなる=低信号と椎間板容量の減少)と椎間板ヘルニアを認めました。
特にL4/5では椎間板容量が極端に減少しておりました。


施術内容

DST法

腰椎L3/4・L4/5・L5/S部分にDST3箇所の治療を行いました。
局所麻酔薬を用いて、痛みを取りながら治療にあたりましたが、患者様は緊張もあり、迷走神経反射が出現し、めまいが治療中に出現しました。
3分程治療を中断し、血圧や呼吸状態を確認しめまいが改善するまで様子を見ました。

L5/S椎間板へ治療用の管を留置する際に、神経をかわしながらアプローチしております。
最終的にめまいが改善した後に治療を行いました。治療時間は19分でした。


術後

治療後はめまいもなく、安定しており2時間ほどのお休みいただき、帰宅となっております。
早ければ1-2か月程度で症状の改善が期待できる旨ご説明させていただきました。

※治療効果は個人差があります。


院長より一言

まれに、治療中ご気分が悪くなられる患者様もおられますが、私自身が麻酔科と循環器専門医でありますので、全身管理を行い、治療にあたっておりますのでご安心ください。
また治療中に不安があられる患者様には鎮静剤を使用しての治療も可能でありますのでご用命ください。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛、ぎっくり腰などの症状を引き起こします。


椎間板変性症

椎間板変性症

椎間板変性症とは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症やすべり症など様々な病気につながる恐れがあります。