患者様の情報

50代 男性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間孔狭窄症
  • FBSS(脊椎術後疼痛症候群)
  • 腰椎不安定症

患者様の状態

2007年頃よりお尻と足の痛みとしびれが出現していたが、悪化傾向をであった為に2018年に外科的手術(椎弓切除術)を受けられました。
その後も痛みとしびれの改善がなく症状が強くなったため、歩行が困難となり生活に相当の支障が生じる状態となられる。
手術を受けられた病院に相談されたところ、2度目の手術(ボルトを入れる固定術)が検討された為に当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰を横から見た写真です。
向かって右側が背中側、向かって左側がお腹側となります。
腰は小さな骨(腰椎)が縦に並ぶことで出来ています。
ただし小さな骨(腰椎)同士がぶつかると骨が痛んでしまうので、骨と骨の間にクッション(椎間板)が存在します。
また傍には足の神経が通っています。
この写真では椎間板が5箇所で潰れている状態で足の神経にも障害で出現している状態です。


施術内容

DST法

腰椎L1/2・L2/3・L3/4・L4/5・L5/S1部分にDST5箇所の治療を行いました。
クッション(椎間板)を治療する事で足の神経に生じている炎症の改善を図ります。

局腰の変形が強い為、局所麻酔薬を多めに使用し、治療用の管をクッション(椎間板)まで挿入していきました。

患者さまはほとんど痛みを感じられず落ち着いておられたので、写真の様に治療用のモニターを患者様がご覧いただけるように配置しました。

患者様にこのような動画をお見せしながら椎間板が損傷している部位を特定してきます。
最終的にDST法(ディスクシール治療)を行い、治療終了となりました。
治療時間は18分前後でした。


術後

治療後は2時間程お休みいただき帰宅となっております。
治療直後より左足のしびれに改善がみられており、治療効果が期待できるとご説明しました。

※治療効果は個人差があります。


院長より一言

現在、椎間板治療の内DST法(ディスクシール治療)に関しては、北米(米国)にあるDisc Seal Technologyより技術提供と特許契約を結び患者様に提供させて頂いております。
この程Disc Seal Technologyより新たに日本の医師が契約を結ぶことになり、私が指導担当として任命されました。
治療件数(2500件以上)と治療技術が評価されたことは、うれしい反面、忙しくなる事が心配な毎日です。
体を壊さない様に気をつけてまいります。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛、足の神経障害や歩行困難などの症状を引き起こします。