患者様の情報

60代 女性

病名

  • 第3腰椎すべり症
  • 脊柱管狭窄症
  • 坐骨神経痛
  • 椎間板変性症
  • 椎間板ヘルニア

患者様の状態

2018年8月に長時間歩行され、翌日より両足に倦怠感が出現されました。
その後倦怠感は徐々に悪化を認め、鈍い痛みとしびれが出現され始めました。
2021年頃には立ち仕事や日常生活の中でも常に出現するようになった為に当クリニックを受診されました。
また近くの整形外科では鎮痛薬の投薬をなされている状態でした。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが腰を横から見ております。
向かって右側が背中側、向かって左がお腹側となります。
腰は腰椎と呼ばれる小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しおります。
また腰椎と椎間板の傍を足の神経が通っています。
この写真では複数の椎間板の厚みが薄くなっており、飛び出した様な変形を認めます。
また足の神経が通っているトンネル(=脊柱管と言います)が狭くなっており、脊柱管狭窄症を認めます。
腰椎もずれており、腰椎すべり症も認めます。


施術内容

DST法

腰椎L3/L4、L4/L5、L5/S部分の3箇所にDST治療を行いました。
椎間板ヘルニアのStageを評価し治療を行いますが、治療前より椎間板が潰れている状態である事から、DST(ディスクシール治療)の可能性が高いと判断されました。
腰椎すべり症や脊柱管狭窄症の原因である椎間板の損傷を治療する事で坐骨神経痛やしびれの改善を図ります。

局所麻酔を用いて痛みを取り除き、皮膚から椎間板まで治療用の管を挿入しているところです。

治療用の管から椎間板の損傷部位を検査しているところですが、黒く映し出されている部分が椎間板の損傷部位となります。
その部分にDST(ディスクシール治療)を施しました。
治療時間は20分程度でした。


術後

DST(ディスクシール治療)後2時間ほどで歩いて頂き帰宅していただきました。

※治療効果は個人差があります。


院長より一言

本日は椎間板治療を4件施行させていただきましたが、治療報告は1件づつさせて頂いております。
最近は治療中に寝させてほしいとおっしゃられる患者様も増えており、4人に1人は鎮静剤を使用し治療にあたっております。
鎮静剤は短時間だけ効果が出るように調整をしておりますので、治療直前に寝ていただき、治療終了直後に意識が戻ってまいります。
鎮静剤を使用する場合、治療中の様子を動画でご説明できないため、治療後に治療内容を説明する事になってしまいます。
しかし患者様からすれば非常に安楽であり、治療中の不安がなくなりますので有効な方法だと思います。
この様に治療に不安がある患者様でも対応しておりますので、ご相談頂ければ幸いです。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

院長 野中 康行

NLC野中腰痛クリニックでは、DST法をはじめとする腰痛治療を行っています。海外の先進治療を導入することで、腰をはじめとする脊椎疾患に悩む患者様の治療の選択肢を広げ、症状や状態に合わせた治療を提案しております。 主に脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板ヘルニア等の対象疾患を中心に、ご高齢の方、再手術を検討する方、短期間での社会復帰を求める方にとって体への負担の少ない治療法を提供しています。