患者様の情報

80代 男性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板変性症
  • 椎間板ヘルニア

患者様の状態

7年前に奥様が他界され、以後一人暮らしであられましたが、6年前より両足にしびれが出現するようになられました。
近くの整形外科で脊柱管狭窄症と診断を受けられ、以後内服薬で様子を見ておられましたが、徐々にしびれの範囲が広がり、今年に入り両足全体にしびれと痛みが出現する状態となられました。
お一人暮らしであり、ゴミ出しをすることも一苦労される状況に至られました。
元々心臓病があり、外科的手術が出来ない事から当クリニックを受診されております。


診察と検査結果

腰を真横からみた写真(MRI検査)です。
向かって右側が背中側、向かって左側がお腹側となります。
腰は腰椎と呼ばれる小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間には椎間板と呼ばれるクッションがあります。
また傍には足の神経が通っております。
この写真では特に神経の通り道が狭くなっている部分が2箇所あります。
そして椎間板も同じ位置で、変形し潰れている状態です。


施術内容

DST法

腰椎L3/4・L4/5部分にDST2箇所の治療を行いました。
潰れた椎間板を治療 → クッション機能の改善 → 腰椎の不安定性の改善 → 神経症状の改善といった流れを作り、神経症状の改善を最終目標としてDST(ディスクシール治療)を行いました。

治療用の管を椎間板まで挿入しているところです。
挿入中に一時的に軽いしびれが出現しましたが、すぐに消失しております。

治療用の管を椎間板内に挿入したところです。
この後造影検査を行い、DST(ディスクシール治療)を行っております。
治療時間は15分程度であった事から患者様は驚かれておりました。
治療中に出現したしびれも再燃することはありませんでした。


術後

最終的に2時間ベッドでお休みいただいた後に、帰宅していただきました。
100m程度まで連続歩行が可能となっておられました。

※治療効果は個人差があります。


院長より一言

12月22日(水)に治療のみの臨時開業を予定しておりますが、ほとんどその治療枠も埋まってしまいました。
師走中に治療を希望される患者様に対して出来る限り対応していく所存ではありますが、年明けの治療もすでに予約が入っている状況です。
患者様にはご迷惑をおかけしており、誠に申し訳ございません。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛、足の神経障害や歩行困難などの症状を引き起こします。