患者様の情報

70代 男性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板変性症
  • 椎間板ヘルニア
  • 腰椎すべり症

患者様の状態

50年以上前より腰痛を自覚されていましたが、農作業やデスクワーク・ゴルフ等々活発に動かれていました。
しかし最近、坐骨神経痛が出現するようになり、思ったような動きが出来なくなった為に当クリニックを受診されました。
ご希望は今後10年は農作業やゴルフができるようにしてもらいたいとの事でした。


診察と検査結果

腰を横から見た写真(MRI検査)です。向かって右側が背中側、向かって左側がお腹側となります。
腰は腰椎と呼ばれる骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間には椎間板が存在しクッションの働きをしてくれています。
また傍には足の神経が通っております。
この写真(MRI検査)では、4か所で椎間板が潰れた状態になっており、足の神経も圧迫や炎症が生じている状態です。


施術内容

DST法

腰椎L2/3・L3/4・L4/5・L5/S部分にDST4箇所の治療を行いました。
椎間板が潰れた原因を検査し同時に治療を行います。
椎間板を治療する目的は腰椎の動揺を抑え、間接的に神経症状の改善を図ることにあります。
また、幹細胞移植やiPs細胞も椎間板の再生を促すことで、腰椎疾患(脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニア)の原因治療をすることを最終目的としています。
当院のDST(ディスクシール治療)も椎間板の修復・再生を行う治療となっております。

治療用の管を、椎間板まで挿入しているところですが、骨の変形があり、少し手間取りました。
治療用の管の形状をS字カーブ状に自作することで、上手く治療用の管を、椎間板まで入れることができました。

患者様にも、検査と治療の様子を説明しているところです。
患者様も「おーこれか。」とおっしゃられ、椎間板損傷の原因部位を理解していただきました。

患者様にも見ていただいた動画ですが、黒く映っている部分が、椎間板の損傷部位を示しています。 その後、DST(ディスクシール治療)を行いました。


術後

治療後は2時間で歩いて頂きましたが、すでに症状の改善が認められており早期回復が期待されます。

※治療効果は個人差があります。


院長より一言

当院の椎間板治療は、5種類ありますが、PLDD(椎間板レーザー減圧術)を除くと、いずれも海外で任意保険ないし健康保険が適応されており、さらに特許認定が行われている治療法になります。
尚PLDDは海外では、任意保険は適応になっております。
海外の治療法を取り入れるにあたって、最も重視したことは患者様にとって合併症のリスクが極めて低い治療しか選択しないことであり、PLDD、PODT、PIDD、PLOT、DSTと何れも極めてリスクが低いと判断し、提供させて頂いております。
今後も研鑽を積み、低侵襲かつ有効性の高い治療があれば、積極的に取り入れたく考えております。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛、足の神経障害や歩行困難などの症状を引き起こします。