患者様の情報

60代 女性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • 腰椎すべり症
  • 坐骨神経痛

患者様の状態

リンゴ農家のお仕事をされており、果物箱(約28kg)を運ぶことなどもされておられました。
約4年前より腰痛と両足全体の痛みが出現し始めました。
当初は投薬で様子を見られていましたが、改善が無い状態でした。
そのような状態の中、ご主人が当院の日帰り治療で症状の改善が認められたことから、今回当クリニックの治療をご希望、受診されました。


診察と検査結果

腰を横から見た写真(MRI)です。
向かって右側が背中側、向かって左側がお腹側となります。
腰は小さな骨(腰椎)が縦に並んで出来ています。
腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在し、腰椎の負担軽減や関節の働きを担っています。
また腰椎と椎間板のすぐ背中側を足の神経が通っています。
このMRI検査では4か所の椎間板の色が黒くなり潰れており、椎間板が痛んでいることが見て取れます。
椎間板が痛んでいる事を椎間板変性と言います。
また椎間板も足の神経側に飛び出しており、これを椎間板ヘルニアと言います。
足の神経の通り道も狭くなっており、これを脊柱管狭窄症と言います。


施術内容

DST法

腰椎L2/3・L3/4・L4/5・L5/S部分にDST4箇所の治療を行いました。
4箇所の椎間板変性に対して、DST法(ディスクシール治療)を行う事で神経症状の改善を図ります。

患者様にはうつ伏せに寝ていただき、治療用の管を椎間板まで挿入しているところです。

この後、DST法(ディスクシール治療)を行いました。


術後

治療後は2時間ほどベッドでお休みいただきました。
治療後は杖が無くても歩ける程度まで痛みの軽減が見られ、早期効果が期待されました。

※治療効果は個人差があります。


院長より一言

今回の患者さまは、特に外科的手術をしたくないとの希望から日帰り治療をご希望されました。
しかし、欧米で行われている治療法を選択する場合、薬剤や特許に関連し高額な治療費が必要になってしまいます。
対して日本国内で行われているPLDD(経皮的椎間板レーザー減圧術)は適応範囲が狭い事が欠点ですが、材料や特許に問題が無く、比較的安価で提供が可能となっています。
つまり日本で治療法を研究開発することが多くの患者様にとって有益であると改めて思います。
私も助力ができればと、臨床データを蓄積しております。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

院長 野中 康行

NLC野中腰痛クリニックでは、DST法をはじめとする腰痛治療を行っています。海外の先進治療を導入することで、腰をはじめとする脊椎疾患に悩む患者様の治療の選択肢を広げ、症状や状態に合わせた治療を提案しております。 主に脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板ヘルニア等の対象疾患を中心に、ご高齢の方、再手術を検討する方、短期間での社会復帰を求める方にとって体への負担の少ない治療法を提供しています。