患者様の情報

70代 男性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • FBSS(脊椎術後疼痛症候群)

患者様の状態

令和3年1月に脊柱管狭窄症に対してDST法を施行した患者様です。
当初の腰痛と下肢の痛み(坐骨神経痛)は改善し歩行距離は伸びたものの、もともとあった両足のしびれが取れないため、令和3年10月に再度受診していただきました。
外来診察にて坐骨神経痛の改善とMRI検査での椎間板変性症の改善を認めましたが、下肢の感覚障害(しびれ)が残存していたため、追加でPODT(椎間板オゾン治療)を行う事を提案いたしました。
当院のPODTの有効率は海外(EU)の成績と同等で約60%前後となっております。


診察と検査結果

腰を横から見た写真(MRI)です。
腰は小さな骨(腰椎)が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しており、腰椎や足の神経への負担を軽減する働きがあります。
治療前の写真(MRI)は厚生労働省のガイドラインで提示できないのですが、2か所の椎間板で椎間板容量の改善を認めておりました。
足の神経には炎症性変化等が残存している可能性が危惧されました。


施術内容

PODT法

腰椎L4/5部分にPODT(椎間板オゾン治療)を追加で行い、神経周囲の炎症性変化を改善させ、しびれの改善を図ります。

PODT(椎間板オゾン治療)では、直径4mm程度の管を椎間板と足の神経周囲まで留置する必要があります。
局所麻酔を用いて、痛みを取り除きながら治療用の管を進めます。

医療用オゾンを椎間板内に投与しているところです。
この後神経周囲まで、オゾンが拡散してきます。


術後

治療終了後は1時間ベッドでお休みいただき、帰宅となりました。
しびれは4割程度改善を認めておりましたが、効果が最大化するまでには少し時間がかかることをご説明いたしました。

※治療効果は個人差があります。


院長より一言

当然の事ながら、治療を受けて頂いた患者様に対して追加での治療や対応を行い、可能な限り外科手術を避けるための対策を行っております。
今回の患者様は遠方よりお越しであられたので、診察後すぐに日帰り治療を行い対応させてただきました。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

院長 野中 康行

NLC野中腰痛クリニックでは、DST法をはじめとする腰痛治療を行っています。海外の先進治療を導入することで、腰をはじめとする脊椎疾患に悩む患者様の治療の選択肢を広げ、症状や状態に合わせた治療を提案しております。 主に脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板ヘルニア等の対象疾患を中心に、ご高齢の方、再手術を検討する方、短期間での社会復帰を求める方にとって体への負担の少ない治療法を提供しています。