患者様の情報

60代 女性

病名

  • 椎間板ヘルニア
  • 脊柱管狭窄症

患者様の状態

約30年前に両足の痛みが出現し、改善が乏しい状態が続いていましたが、最近になり痛みが強く出現するようになられました。特に前かがみの姿勢で痛みが強く出現する為に、家事ができない状態であられました。
外科的手術は希望されず、この度当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰を横から見た写真(MRI)です。
向かって右が背中側、向かって左がお腹側です。
腰は小さな骨(腰椎)が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在します。
また椎間板の背中側には足の神経が通っています。
この写真(MRI)では2か所の椎間板が飛び出しており、椎間板ヘルニアの状態です。
神経に炎症を引き起こし、神経痛の原因になります。
また椎間板が潰れたところも見られます。


施術内容

DST法

腰椎L1/2・L2/3・L4/5・L5/S部分にDST4箇所の治療を行いました。
椎間板ヘルニアの状態を検査し、その結果に応じてPLDD(経皮的椎間板レーザー減圧術)ないしDST(ディスクシール治療)の何れかの治療を行う予定としました。

検査や治療を行う前に局所麻酔で痛みを取り除き、治療用の管を椎間板ヘルニアの部分まで挿入していきます。

検査を患者様に説明する為に、モニター画面を患者様の前に移動させます。

黒く映っている部分が椎間板の損傷部位であることから、損傷部位を修復し、椎間板機能の改善を図る目的で今回はDST(ディスクシール治療)を選択しました。
治療時間は22分でした。


術後

2時間程度ベッドでお休みいただき、診察後に帰宅していただきました。

※治療効果は個人差があります。


院長より一言

当院では5種類の椎間板治療法があります。
患者様の神経症状や椎間板の損傷レベルに合わせて、5種類の治療法から選択していくことになります。
損傷レベルは椎間板検査結果によって判定を行っており、椎間板検査に関しては患者様に説明を交えながら実際に動画を確認していただいております。
また治療前の診察で検査方法やその意義に関してわかりやすく説明しております。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


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椎間板ヘルニアとは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛、ぎっくり腰などの症状を引き起こします。


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