患者様の情報

80代 男性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 椎間板ヘルニア
  • FBSS(脊椎術後疼痛症候群)

患者様の状態

2年前に脊柱管狭窄症に対して脊椎固定術を行われました。
その後、坐骨神経痛は改善傾向でしたが、令和3年9月頃より神経痛が再発し、足のしびれも出現し、歩けない状態となった為に当クリニックを受診される。


診察と検査結果

腰を横から見た写真(レントゲン写真)です。
腰は小さな骨の駒(腰椎)が縦に並んで出来ていますが、患者様では腰椎をボルトで上下に固定しております。
固定されると腰の負担が固定されていないところにかかってしまい、クッションである椎間板が損傷し、神経症状の原因となりえます。


施術内容

DST法

腰椎L3/4・L4/5部分にDST2箇所の治療を行いました。
ボルトで固定されていない椎間板を検査し、損傷があれば治療します。

患者様にはうつ伏せに寝ていただき、局所麻酔により痛みを取り除き、皮膚から椎間板まで治療用の管を挿入していきます。

治療用の管が正しい位置にあるか、レントゲン検査を行っているところです。

患者様に、検査の様子を説明しているところです。

実際の検査の様子ですが、黒く映ってくる部分に椎間板の損傷がありますので、DST法(ディスクシール治療)をその場で行いました。
治療時間は22分でした。


術後

治療後は2時間ほどで歩いて頂き、帰宅としております。
腰の痛みは4割程度、坐骨神経痛は5割程度軽減を認めていました。
今後3ヵ月程度で症状の安定化が見込まれます。

※治療効果は個人差があります。


院長より一言

脊柱管狭窄症に対する外科的手術は有効といえますが、ボルトで固定されるような場合には、腰に大きな負担がかかってしまう可能性があり、手術後の再発も懸念されます。
そのような再発例に対して、当クリニックでは5種類ある椎間板治療の内、DST法(ディスクシール治療)を行っております。
DST法(ディスクシール治療)では、椎間板機能の改善及び再生を行い、神経症状の改善が期待できるためです。
詳しくは、治療動画をご用意しておりますので、ご覧ください。
また当クリニックでは毎週金曜日を手術日にしております。
本日は7件の手術を行い、大変疲れましたので早く帰って休みたいと思っています。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

院長 野中 康行

NLC野中腰痛クリニックでは、DST法をはじめとする腰痛治療を行っています。海外の先進治療を導入することで、腰をはじめとする脊椎疾患に悩む患者様の治療の選択肢を広げ、症状や状態に合わせた治療を提案しております。 主に脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板ヘルニア等の対象疾患を中心に、ご高齢の方、再手術を検討する方、短期間での社会復帰を求める方にとって体への負担の少ない治療法を提供しています。