患者様の情報
70代 女性
病名
- 脊柱管狭窄症
- 椎間板ヘルニア
- 腰椎すべり症
- 坐骨神経痛
患者様の状態
以前より腰痛があったが、今年になってから臀部と大腿部の痛みとしびれが出現し、歩行するのも困難となってきたため当クリニックを受診されました。
診察と検査結果

患者様の写真(MRI)では腰椎が歪に並んでおり、椎間板も潰れ、神経も圧迫されて炎症が生じている可能性が示唆されます。
施術内容
DST法
腰椎L1/2・L2/3・L3/4・L4/5・L5/S部分にDST5箇所の治療を行いました。
腰椎の不安定性を改善させ、神経症状の改善を図ることを目的に椎間板治療(DST法・ディスクシール治療)を行います。

患者様にうつ伏せに寝ていただき、局所麻酔を用いて治療用の管を椎間板まで挿入しているところです。

患者様は痛みをあまり感じられなかったので、検査や治療の様子を動画を見ながらご説明しているところです。
椎間板造影検査の様子ですが、黒く映っているところが損傷部位です。
患者様にもわかりやすく説明いたしました。
5箇所を同時に治療したため、治療時間は24分かかりました。
術後
治療後は2時間ほどベッドでお休みいただき、診察後帰宅して頂きました。
※治療効果は個人差があります。
院長より一言
本日は九州から2名お越しになられ治療をさせて頂きました。
新型コロナが落ち着きましたら私も家族と九州地方へ旅行に行きたいと思っております。
この記事の著者

院長 野中 康行
NLC野中腰痛クリニックでは、DST法をはじめとする腰痛治療を行っています。海外の先進治療を導入することで、腰をはじめとする脊椎疾患に悩む患者様の治療の選択肢を広げ、症状や状態に合わせた治療を提案しております。 主に脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板ヘルニア等の対象疾患を中心に、ご高齢の方、再手術を検討する方、短期間での社会復帰を求める方にとって体への負担の少ない治療法を提供しています。