患者様の情報

80代 女性

病名

  • 脊柱管狭窄症
  • 坐骨神経痛

患者様の状態

20年前から腰痛と坐骨神経痛の症状が出ており、長時間立つことが難しく腰痛をなくしたいと希望を持たれ、当クリニックを受診されました。


診察と検査結果

腰を真横から見た写真(MRI検査)です。
腰は小さな骨(腰椎)が縦に並んで出来ています。
また小さな骨同士がぶつかると痛んでしまうので、骨(腰椎)と骨(腰椎)の間にはクッション(椎間板)が存在します。
傍に足の神経が通っています。
※クッション(椎間板)は、重労働の仕事、スポーツ、姿勢、体型、遺伝(50%は遺伝が関与)で痛んできます。
早ければ16歳ごろから痛んでくると報告されています。


施術内容

DST法

腰椎L2/3・L3/4・L4/5・L5/S部分にDST4箇所の治療を行いました。
クッション(椎間板)に対する治療としては造影検査を行い治療方針を決定しますが、今回の様にクッション(椎間板)が潰れている場合には、ディスクシール治療(DST法)の可能性が高い事を事前に患者様とご家族にご説明し、治療にあたりました。

局所麻酔を行い、痛みを取り除いた後に治療用の管(直径0.8mm)を皮膚からクッション(椎間板)まで入れていきます。

造影検査を行うと、繊維輪の損傷部位が確認されました。

引き続き損傷部位の治療を行っている様子です。


術後

2時間ほどベッドで安静にしていただき、帰宅としております。
治療後早ければ1ヵ月程度で症状の改善が期待されると説明いたしました。

※治療効果は個人差があります。


院長より一言

ディスクシール治療に関しては、Disc seal Technology companyより技術供与と特許使用許可を得たうえで患者様に提供しております。
2018年6月以来、日本では約2500名以上に治療を行い、その内986名の患者様の1年後の改善度を解析致しましたが、日本と北米での改善度に有意差は認めませんでした。
その結果、当クリニックではDisc seal Technology companyより、アジアエリアの治療依頼を受け持つことになっております。
現在本当に多数の予約患者様がCovid-19の収束を待っている状況です。
個人的にはCovid-19の終息が待ち遠しい限りですが、最近忙しく昼食も取れていない状況で体重が4kg程落ちてしまいました。
Covid-19に負けない様に栄養摂取を心がけ頑張りたいと思います。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛、足の神経障害や歩行困難などの症状を引き起こします。