研修報告 / 院長ブログ

頸椎治療デモンストレーション

頚椎へのディスクシール治療

当院では頸椎に対するディスクシール治療の提供を予定しています。今回はパウザ先生にアドバイザーとして同席いただき、以前よりご相談いただいていた60代男性の患者様に対して治療を行いました。

首から肩にかけての疼痛を自覚されており、昨年より痛みの範囲が上肢と肩甲骨付近まで広がっておられました。3年前に当院で腰痛治療を受けられていますので、今回は頸椎の治療を目的にご協力していただきました。


検査

頚椎のMRI検査

MRI検査:頚椎

頸椎のMRI検査です。3箇所の椎間板が変形しており、椎間板容量も減少しています。頸椎椎間板変性であり頚椎症と言われる状態です。


治療

ディスクシール治療

腰と同じようにAnnulogram検査を行った後に、ディスクシール治療を行いました。

Annulogram検査です。椎間板の損傷部分が確認できます。この部分にディスクシール治療を行いました。治療時間は13分でした。頸椎の治療は腰椎の治療よりも細い針を使用するので、血管などを損傷するリスクも低く、万一穿刺したとしても3分ほどの止血ですみます。


たのんますわ

先日、他院でディスコゲル治療を受けた患者様から相談を受けたんですけど、内容は治療後の副作用に関しての相談でした。ディスコゲル治療は日本で未承認医療機器(海外ではClassⅢ)なので、副作用が出たとしても公的保険が効かないんですよね。問題は患者さん自身が副作用や合併症に対して保険が効かないことをご存じなかったので、僕が説明する羽目になってしもたんですね。未承認医療機器の場合、普段より丁寧に副作用や合併症に対しても説明して最終責任も取らなあきまへん、頼んますてほんま。ちなみに当院ではディスコゲル治療はしてまへん。その他の治療は行っていますけど、海外で決められた適応は絶対に守って治療してます。

ヘルメット子:たのんますわ

この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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