治療症例 / 院長ブログ

脊柱管狭窄症に対して2回目の治療(50代男性)

患者様の情報

50代 男性

疾患・症状

状態

2014年に私が青藍病院時代に治療を担当させて頂いた患者様です。当時は椎間板ヘルニアに対してPLDD(経皮的椎間板レーザー減圧治療)を行い、坐骨神経痛は改善されていました。しかし、昨年末頃から坐骨神経痛が再発するようになられています。


検査

MRI検査

MRI検査

腰のMRI検査では椎間板容量が明らかに減少しており、脊柱管狭窄症の合併を認めます。椎間板容量は50%未満であり、減圧治療(PLDDやディスコゲル治療)は適応外と判断しました。


治療

Annulogram検査を行ったところ、椎間板繊維輪の損傷も明らかでしたのでディスクシール治療を行っています。

Annulogram(アニュログラム検査)

Annulogram検査です。造影剤が黒く映っていますが、正常であれば造影剤は見えません。

ディスクシール治療

ディスクシール治療を行っているところです。

治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン写真

治療前後のレントゲン写真になります。左側が治療前で右側が治療後になります。

患者様とは11年ぶりの再会だったのですが、患者様から「あんまり変わってないねー」と仰っていただきうれしかったです。


院長の一言

スキーブーツ

昨日、水曜日は休診日だったので大阪にあるスキー専門店に行ってきました。今使っているスキーブーツは10年以上使っているので、プラスティックシェルがまもなく割れてしまいそうなんですよ。スキーブーツの平均寿命は5年程と言われているので限界突破している状況でした。1時間くらい悩んだんですがFLEX(硬度)120でお値段は10万円以下のものを選びました。試し履きしたら足首の安定感が全く違うんで、キレのある滑りができそうで今から楽しみです。

スキーブーツ

今回の治療法

ディスクシール治療(Discseel® Procedure)

治療期間

日帰り

治療費用

1,320,000円~1,650,000円(税込)

リスク・副作用

治療後2週間程度は、一時的に症状が悪化する可能性があります。ごく稀に椎間板の容量が増えたことによって、周りの筋肉や関節、靭帯などの広がりにより、筋肉痛や腰の違和感が出現することもあります。


関連するの疾患と症状

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坐骨神経痛

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この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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