コラム / 院長ブログ

胸椎の治療はしていませんか?

患者様の相談経緯

本日、腰にディスクシール治療をさせて頂いた患者様から「胸椎の治療はしていませんか?」とお問い合わせがありました。腰痛は改善されていたのですが、背中の上部付近の痛みが持続している事からご相談に至っています。


胸椎の椎間板とディスクシール治療治療

胸椎の椎間板に関しては、病気が起こりにくい部位であること、もし治療を行った場合に肺を穿刺してしまい気胸と呼ばれる合併症が生じる可能性があることから海外でも原則として治療は行われていません。ただし、肩甲骨付近から頸部にかけての痛みや慢性の頭痛に対しては頸椎にディスクシール治療が行われており、改善率も80%以上であるとされています。

胸椎

本日ご相談いただいた患者様には、背中の痛みでも肩甲骨付近の痛みであるのかを確認させて頂きました。肩甲骨付近の痛みであれば、頸椎のディスクシール治療で改善が期待できるため、ご案内する予定です。


頸椎のディスクシール治療

適応症状は、胸背部の痛み、頸部痛、慢性頭痛、上肢の痛み、上肢のしびれになりますので、お悩みの患者様がおられれば、ご相談いただければと思います。

頚椎

院長の一言

今年になってキルギスやイランの患者様が増えてきたんですわ。なんでやねんと思て通訳に聞いてみたら、昨年治療したイランのレスリング選手がめっちゃ調子よくなって、紹介しまくってくれてるらしいんです。キルギスのレスリング代表選手が治療を受けに来てたんはイラン選手の紹介っちゅうことか……。イランの方がアメリカに行きたくないって言うてはったんを思い出しました。多国籍外来になってきましたがな。

そうそう、2026年ヘルメット子のイラストカレンダーを作成したんです!来年1月くらいから、大阪院と東京院の外来受付で無料配布する予定です。誰にでも差し上げるのでよかったら、貰ってください!


この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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