背骨のお役立ち情報 / 院長ブログ

【経過報告】DRT法から6ヵ月後の変化とは?MRI画像にも変化あり

はじめに

前回の記事では、3ヵ月後の経過を報告させていただきました。
そして今回のブログでは、治療から6ヶ月が経過し、現在の体の状態について動画で報告しています。「治療後、本当に良くなったのか?」「どのような変化があったのか?」といった、皆様が最も気になっているであろうポイントについて、自身の言葉を交えてご紹介します。
この記事では、その内容を5分でわかる要約としてお届けします。
当院での治療結果にご興味がある方はぜひご覧ください。


動画はこちら▼

目次

治療から6ヵ月後の経過報告

2024年5月8日に治療を受け、6ヶ月が経った現在、症状は「ほぼ消失」しています。ゴルフ後に腰の違和感が多少残ることはあるものの、神経痛はほぼなく、日常生活を楽しく送れています。2024年夏頃も、庭いじりで雑草を抜いたり剪定したりする作業も問題なく行えるようになり、経過は順調です。

6ヵ月経過して感じた体の変化

治療前には強く感じていた症状が、DRT法を受けて6ヶ月が経過した今では、以下のような顕著な改善が見られました。

  • 坐骨神経痛がほぼ消失
  • 洗顔や靴下を履く際の前かがみが楽になった
  • 趣味のゴルフや庭いじりが問題なくできる
  • 日常生活を楽しく過ごせる

ゴルフ後には若干の腰の違和感が残ることはあるものの、以前のような神経痛はほとんどなくなり、順調な回復を実感しています。

症状ほぼなし
治療後問題なし

MRI画像による治療効果の評価

自身の順調な経過を客観的に示すため、治療前と直近で撮影されたMRI画像を比較して説明します。

治療前(2024年4月4日撮影)のMRI画像

腰の椎間板が薄く潰れ、さらにぽっこりと飛び出している状態(脱出ヘルニア)が確認でき、まるで「キノコ、風の噴火」のように飛び出した部分が神経を圧迫し、坐骨神経痛や炎症を引き起こしている状況でした。

椎間板潰れている

治療内容

  • 病名:椎間板ヘルニア・椎間板変性症
  • 症状:腰痛・坐骨神経痛
  • 治療法:DRT法
  • 治療箇所数:3箇所
  • 治療時間:18分~20分

直近で撮影されたMRI画像

治療の結果、以前飛び出していた椎間板の形が改善され、画像上も綺麗になっていることを確認しています。飛び出した部分も少し吸収されてきており、患部全体の状況も改善していると評価できます。また、画像所見からもヘルニアの症状が改善していることが裏付けられ、治療後の経過は良好な状態を維持できていると言えます。

椎間板きれいになっている
治療後良い状態

今後の見通しと患者様へのメッセージ

今回ご紹介した経過は、あくまで私個人の症例です。治療効果には個人差があることをご理解ください。しかし、重度の椎間板ヘルニアに悩んでいた私でも、これだけの改善が見られたことは、この治療法が持つ可能性を示していると言えると思います。
腰の痛みや坐骨神経痛で日常生活に支障をきたし、諦めかけている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、どうか一人で悩まずに、まずは相談してください。患者様の痛みに真摯に向き合い、最適な治療法を一緒に探していきます。
今後も、引き続き回復の経過を報告していく予定です。

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この記事の著者

医療法人蒼優会 理事長・野中腰痛クリニック 大阪本院 院長:野中康行

大阪本院 院長野中 康行

2002年:川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年:神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年:医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年:ILC国際腰痛クリニック開設、2020年:医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年:野中腰痛クリニック開設、2023年:医療法人蒼優会開設・理事長就任


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