脊柱管狭窄症の症状について

脊柱管狭窄症は神経の通り道である「脊柱管」が狭くなることを言います。
脊柱管が狭くなると神経の圧迫が起こり、炎症が生じることで腰痛や足の痛みなどを引き起こします。
脊柱管狭窄症の症状として代表的なものに「間欠性跛行」があります。しばらく歩くと痛みが出て、少し休むとまた歩けるようになる症状です。
また体を反らすような動きをすると痛みが出て、長時間立つことができないといった特徴もあります。


脊柱管狭窄症の保存療法

診断の結果、脊柱管狭窄症と診断された場合は最初に保存療法を推奨されることが多いです。
軽い脊柱管狭窄症の場合、お薬やリハビリ等で症状が緩和する可能性もあるためです。
他の治療法として手術がありますが、必ずリスクが伴います。特に外科的手術の場合、背骨をボルトで留める脊椎固定術は脊柱管狭窄症に対して有効な治療法ですが背骨を固定してしまうため自由に腰を動かすことが難しくなり、またボルトで固定していない上下の腰骨に負担がかかるため再発の恐れがあります。
そのため当院は軽い脊柱管狭窄症の場合、お薬やリハビリでの治療を推奨しています。

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脊柱管狭窄症の手術療法と保存的療法の違いについて


脊柱管狭窄症におすすめのストレッチ

脊柱管狭窄症に有効なストレッチをお伝えします。
脊柱管狭窄症では、腰を反らすとストレスが掛かってしまいます。
腰を丸めるストレッチを行うことで、腰椎へのストレスが軽減される効果があります。
1.仰向けになり両膝を立てます。
2.両手で膝を抱えて胸の方へ引き寄せます。
3.その状態で10秒間深呼吸をしてください。
4.この動きを5回繰り返します。

腰丸める

脊柱管狭窄症におすすめの筋力トレーニング

脊柱管狭窄症に有効な筋力トレーニングをお伝えします。
筋力をつけ、脊柱管を安定させる必要があります。
お尻周りの筋肉強化により、脊柱管へのストレスを軽減する効果があります。
1.両ひざを立てて仰向けになります。
2.足の裏で地面を押すように力を入れ、お尻を浮かせます。
3.この時に腰が反らないように、お腹にも力を入れてください。
4.10秒キープ出来たら、ゆっくりお尻を下ろしてください。
5.これを10回繰り返します。

お尻上げる


日常生活で注意したいこと

長時間同じ姿勢をとったり、できる範囲内で活動的に動くことが大切です。過度に腰を反らしたり、捻ったり、重いものを持ち上げる動作も注意が必要になります。
また、コルセットをする方は多いですが、人によっては症状が悪化する場合もあります。


まとめ

脊柱管狭窄症は脊柱管が狭くなることで起こる病気です。
治療法には保存療法としてお薬やリハビリがあります。 脊柱管狭窄症の症状に合わせて運動を行うことが重要で、当院では腰に特化したリハビリを行うことで腰の病気・症状に合わせた適切な方法をご案内しております。


この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

院長 野中 康行

NLC野中腰痛クリニックでは、DST法をはじめとする腰痛治療を行っています。海外の先進治療を導入することで、腰をはじめとする脊椎疾患に悩む患者様の治療の選択肢を広げ、症状や状態に合わせた治療を提案しております。 主に脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板ヘルニア等の対象疾患を中心に、ご高齢の方、再手術を検討する方、短期間での社会復帰を求める方にとって体への負担の少ない治療法を提供しています。