【DST法】歩いて旅行が出来るようになるため来院された60代女性【治療実績】

患者様の情報

60代　女性

疾患・症状

• 椎間板ヘルニア
• 椎間板変性症
• すべり症

患者様の状態

10年ほど前より腰痛を自覚されていました。最近では歩かれると右足に神経痛としびれが出現する状態でした。近くの整形外科やペインクリニックで治療を受けられるも改善が乏しく、当クリニックを受診されています。

診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、第4腰椎と第5腰椎の椎間板が変形しており潰れかけています。また第4腰椎もわずかですがズレがあり、すべり症と判断されます。

施術内容

DST法（ディスクシール治療）

椎間板を検査したところ1箇所（L4/L5）に損傷が認められ、DST（ディスクシール治療）を行いました。

治療方法にご興味があられましたので、鎮静剤は使用せず局所麻酔のみで治療を開始いたしました。

治療開始の部位を確認しているところです。

治療用の管を挿入しています。局所麻酔で痛みを取り除いており、痛みはさほど感じられませんでした。

検査と治療の準備が整いましので、患者様に検査結果をご説明しているところです。

椎間板の損傷部位が映し出されています。この後に治療も行っております。治療時間は17分でした。

院長の一言

先日治療させて頂いたインドネシアの患者様から、ジャカルタで新規開院の申し出がありましたが丁重にお断りさせて頂きました。海外では腰痛治療に特化した病院がないことからお話を頂いたのだと思います。今後は海外から見学を希望される医師に関しては受け入れを検討するつもりです。今年はコロナが終焉に向かい、色々と忙しくなりそうな予感が致しますが、まずは目の前の患者様に集中してまいりたいと思います。