【DST法】腰椎すべり症と脊柱管狭窄症により、歩行時に坐骨神経痛が出現しておられる80代女性【治療実績】

患者様の情報

80代　女性

疾患・症状

• 腰椎すべり症
• 脊柱管狭窄症
• 坐骨神経痛

患者様の状態

3年前より歩行時に坐骨神経痛が出現する状態になられ、日常生活にも支障が生じる状態でした。年齢的にも外科的手術のリスクが高いことから当クリニックを受診されました。

診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、第4腰椎と第5腰椎の椎間板が変形しており神経の通り道である脊柱管も狭くなっています。また第4腰椎は前方にずれており腰椎すべり症の状態です。

施術内容

DST法（ディスクシール治療）

損傷した椎間板L4/5の1箇所にDST（ディスクシール治療）を行い、坐骨神経症状の改善を図りました。

1箇所の治療であり、鎮静剤は使用せず局所麻酔のみで治療を開始しております。背中に麻酔を行っているところです。

治療用の管を椎間板まで挿入しましたが、神経に触れる事もなく無事に椎間板に挿入する事ができました。

治療用の管から椎間板の損傷部位を検査しているところです。

検査の動画ですが、この後DST（ディスクシール治療）を行いました。治療時間は12分。痛みもほとんどなく治療を終了しております。

院長より一言

この地で開業し5年目となり、最近は紹介患者様の割合が増えております。全治療の20～25％がご紹介を賜った患者様となっており、喜ばしい事ではあるのですが同時に身が引き締まる思いです。引き続きご紹介を賜れるように治療成績の向上に努めてまいります。昨日は地元の青年団主催の秋祭りが自宅近くの公園で行われており、私も家族と共に参加致しました。コロナ禍が3年続いており、子供のストレス発散にも良い機会となりました。