患者様の情報

80代 男性

病名


患者様の状態

約10年前に脊柱管狭窄症に対して外科的手術を行われましたが、手術後も坐骨神経痛の改善がなく、中腰の姿勢や歩く度に痛みが出現する状態が続いておられました。痛み止めやブロック注射などを行われましたが、やはり改善が無い為当クリニックを受診されています。


診察と検査結果

このMRI検査では4箇所の椎間板が潰れ、神経も圧迫を受けており脊柱管狭窄症と呼ばれる状態になっております。外科的手術をされましたが再発しており、再発する事をFBSS(脊椎術後疼痛症候群)と言います。


施術内容

DST法

椎間板機能の改善を目指し、腰部椎間板L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/Sの4箇所に対してDST(ディスクシール治療)を行いました。

鎮静剤は希望されませんでしたので、局所麻酔のみで治療を開始しております。

治療用の管を挿入しているところですが、管をS字状に変形をさせて椎間板の損傷が疑われる部分に選択的に挿入しております。

治療時間は17分でした。治療中に一瞬足のしびれが出現しましたが、治療終了後には消失しております。


院長より一言

本日は秋分の日ですが、診療と治療をしておりました。診察では、1年前にDSTを行った70代の男性が来院されております。腰痛は改善(VASスコア9→0)されているのですが、ゴルフ時に足のしびれが出現する事があるとの事でした。骨盤部分を診察したところ、骨盤の病気である仙腸関節障害が疑われたことからリハビリを指導させて頂きました。神経痛は腰以外が原因である事も多く、当院でも専門的にリハビリを行っております。スタッフには申し訳ない休日となりましたが、患者様の為に頑張ってもらい感謝しております。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


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