患者様の情報

60代 男性

病名


患者様の状態

6年ほど前より足にシビレを自覚されるようになられましたが、徐々にシビレが強くなりゴルフなどのスポーツが出来ない状態になられました。ご友人が当院で治療を受けられ改善したとのことから、本日当クリニックを受診されておられます。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を真横から観察しております。腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。また腰椎と椎間板の傍には足の神経が通っており、神経の通り道を脊柱管と言います。このMRI検査では第4腰椎と第5腰椎の椎間板を中心に損傷があり、足の神経も圧迫を受けている状態です。脊柱管狭窄症と呼ばれます。


施術内容

DST法

損傷した腰部椎間板L3/L4、L4/L5、L5/Sの3箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

鎮静剤の使用を希望されておられましたので、寝ていただき治療にあたっております。鎮静剤が効きにくい体質であられましたので、少し多めに使用しております。

治療用の管を挿入致しましたが、骨の変形も強く針の材質を変更する必要がありました。検査の後にDST(ディスクシール治療)を施行しております。
治療時間は19分。鎮静剤を多めに使用しましたがすぐに目覚められ、治療後2時間ほどでしっかりとした足取りで帰宅していただいております。


院長より一言

昨日は子供の公開模試がございました。ふと。私も大学時代の4回生と6回生のつらい時を思い出しました。医学部では一般的に4回生の時に医学の臨床知識を一通り学びますので、この時期は地獄の様な勉強量となります。また5回生では臨床実習(大学病院内で実際の臨床を経験)を行うのですが、実習ですのでそれ程厳しくはありません。しかし6回生では、国家試験に向けての勉学を約1年間かけて行いますので、勉強漬けの日々となります。6回生の時には、これを乗り切れば楽になると思ったものですが、医師1年目以降の研修医時代は犬の様に働く事になりました。現在は院長として日々治療を行っておりますが、治療だけでなく医師の育成やスタッフ教育、子育てと忙しく立ち回っております。私も45歳になりますが、元気に仕事が出来ている事に感謝しながら、これからも研鑽に励んでまいりたいと思っております。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症とは背骨にある神経の通り道「脊柱管」が狭くなる疾患です。腰痛、足の神経障害や歩行困難などの症状を引き起こします。


椎間板変性症

椎間板変性症

椎間板変性症とは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症やすべり症など様々な病気につながる恐れがあります。