患者様の情報

60代 男性

病名

  • 椎間板ヘルニア
  • 椎間板変性症

患者様の状態

以前より腰痛を自覚されていましたが、3カ月ほど前より急に腰痛が悪化し日常生活に支障が生じる状態となられました。
様子を見られるも改善が無い事から当クリニックを受診されています。


診察と検査結果

腰のMRI検査ですが、腰を真横から観察しており、向かって右側が背中側となります。
腰は腰椎と呼ばれる比較的小さな骨が縦に並んで出来ており、腰椎と腰椎の間にはクッションである椎間板が存在しております。
このMRI検査では、3箇所の椎間板がわずかですが薄くなっており、飛び出した様な変形(椎間板ヘルニアと言います)を伴っています。


施術内容

DST法

椎間板を検査し、薄くなっている原因を特定し椎間板治療を行う事と致しました。
今回は腰部椎間板L2/L3、L3/L4、L4/L5、L5/Sの4箇所にDST(ディスクシール治療)を行いました。

治療室の隣にはご家族が見学頂ける部屋がありますので、その部屋から治療の様子を見ています。
患者様に局所麻酔を使用しているところです。

治療用の管が椎間板に挿入されたあと、患者様にも余裕があられましたので、治療中の様子をモニター画面を用いてご説明しているところです。

ご家族が見学される部屋から治療中の様子を見た場合、このようになります。
椎間板の検査を行ったところ、損傷を認めましたので、DST(ディスクシール治療)による治療を行いました。
動画では黒く映っている部分が損傷部位となります。

治療時間は20分程度でしたが、痛みをほとんど自覚されることもなく終了しております。


院長より一言

本日の治療件数は4件でした。
私は腰痛専門として10年以上治療に携わっておりますが、元々は麻酔科及び循環器内科であり、内科認定医と循環器専門医のライセンスも持っております。
麻酔科としては標榜医及び認定医のライセンスとなります。
それらのライセンスを維持する為には学会への参加が義務づけられておりますが、3月は学会のシーズンでもあり大変忙しい状況です。
最近はweb開催が多くなっておりますが、診療に負担のかからない様に工夫しながら学会参加に努めてまいりたいと思います。

この記事の著者

この記事の著者:野中康行院長

NLC野中腰痛クリニック院長野中 康行

2002年川崎医科大学卒業・医師免許取得、2006年神鋼加古川病院(現加古川中央市民病院)勤務、2011年医療法人青心会郡山青藍病院(麻酔科・腰痛外来・救急科)勤務・医療法人青心会理事就任、2018年ILC国際腰痛クリニック開設、2020年医療法人康俊会開設・理事長就任、2021年NLC野中腰痛クリニック開設。

治療実績:3,867件
(平均76件/月・2018年6月~2022年8月まで)


椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が外に飛び出し神経を圧迫する疾患です。坐骨神経痛、ぎっくり腰などの症状を引き起こします。


椎間板変性症

椎間板変性症

椎間板変性症とは背骨の間にある椎間板(ついかんばん)が変形する疾患です。椎間板の変形により、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症やすべり症など様々な病気につながる恐れがあります。